No20-4894
谷 川 岳 2月8日、9日
Ⅼ:深津(み) 妹尾 澤田
天気が悪いと知っているのに、三役が来てくれた!なんて私は人望が厚いのだろうか
8日、10時に水上駅にピッタシ集合した。嬉しい!しかし明日は本当に晴れるのだろうか。電車では後閑までは道路は黒い、徐々に白いものが目立つ様になった。
妹尾さんがバスに居た、澤ちゃんとアタシが載る。ロープウェイ駅に着くも余り登山者は居ない、でも受付の女性が優しく早くお帰りとのたまった。早く帰ろう…
あっという間に終点、そこは雪景色。しかし人が居ない。ま、天気が悪いので早いとこテントを張ろうと取り敢えず上部に向かって進む。待望のスノーシューがやっと使える。
いざ使ってみると想像以上に楽である。結構急ではあるが、荷の割にはそれ程沈まない。
ルートは少しずれたとは思ったが、明日の事を考えると正解かもしれない。この日は満月の前日、チラッと外を見れば一見満月でした。満月と誕生日、澤ちゃんがそこは良い奴でお祝いを考えてくれていた。テンバは高台、晴れればアタックザックで即出発する予定です。何とか早く寝るように勧める。
夜半の二時頃、かなり強い風が吹く、朝の明け方まで強風は続いたが何とか周りが明るくなった。会長がトイレに行くと流石は若い、テントの周りの雪を落としていた。つぎに妹尾さん、身長が高いので大変です。雪まみれになってご帰還です。ついに私も我慢ができずにトイレタイム、リーダーですので直ぐ近くで用を足す。近くのピッケルは避けたつもりですがもしかしたら風がいたずらしたかも…
さっさと食事を済ませ待望のハッピーバースデーのイベントに入る、涙の出るのを抑え、演歌調で歌えばぱったり風も止みテントを撤収する。スノーシューを履きホワイトアウトの中、会長の後を老人二人が続く。一晩でよくもこんなに降ったものだ、上部から最初の一歩が怖い!二歩目からは慎重にかつ大胆に下る。下から見れば結構な斜面で、気温が低くて助かった。ロープウェイ駅に着けば人は居なく閑散としていた、それは当たり前で本日は風の為に中止でした。我々は降りなければ行けないので三人の支度が済み、ゴンドラに載る。やたらと遅く感じたが、強風なので仕方がないか。ま、無事に登山口に着き水上駅で祝杯を挙げ明るい内に自宅に着きました。
愉しいバースデーを過ごす事が出来、お二人には感謝しかありません。有難うございました。
画像の説明
やっとテン場に着いた |
|
早々とテントを設営 |
−11度、外はかなり寒い |
69歳、嬉しい! |
用足しが大変です |
さあ、帰ろう |
腰までのラッセル |
頑張ってどんどん下山 |
やっと、貸し切りのゴンドラ |
(深津)