No.20-4892
鹿留山北尾根から杓子山
2020年1月13日(月・祝)
L加藤 澤田 杉山 谷口 五十嵐 米津(ゲスト) 立山(ゲスト)
新年が始まってから連日の寒さが和らぎ、風も無く素晴らしい快晴の元で変化に富む充実した山行を楽しめた。
谷村町駅からタクシーで鹿留林道ゲート手前の御正体神社前まで行くと、地元の猟友会の人達がいて、我々の行く尾根は長いから「泣き尾根」というのだと教えてくれた。
ゲート先の古い林道を西へ辿り堰堤を3つ見てから、落ち葉たっぷりの山道に入った。これは送電線鉄塔の巡視路と思われるが、243号への道を左に分けて右の242号に向かった。
242号鉄塔(990m)から北尾根を辿る。東に243号鉄塔が見えて伴走する隣の尾根が確認できた。
1200mを越えると西に北岳、塩見などとおぼしき南アルプスの白い峰々が見えてきた。
大岩を左から巻き、次の大岩は露岩の間を登高した。やっと左に伴走していた尾根と合流したが、時間はすでに12時30分であった。ここからは東に御正体、北西に倉見山とその奥に三つ峠山を眺望した。
落葉樹が多く展望のない鹿留山(1632m)を通過して西に進み杓子山(1597m)山頂のベンチで少し長い休憩をとり、壮大な富士山をたっぷり楽しんでから下山した。
南へ下る道は霜解けのぬかるみの急勾配だ。ロープに助けられ滑りながら降りた。高座山へは岩っぽいアップダウンが続く。北には以前歩いた杓子山西尾根が伸びているのを確認出来た。
高座山から南は一面のススキ野原の斜面で樹木は無い。急勾配ではあるが乾いた道を一気に駆け降りた。
高座山方面
植林帯に入り、踏み跡を下り車道に出た。住宅地を抜け橋をわたりバス通りに出て内野の西寄りの内野赤坂バス停に着いた。17時05分のバスは少し遅れて来たが、我々が乗ると満員になった。
富士山駅(旧、富士吉田駅)は、新しく綺麗になり、河口湖から来た富士急線の電車もピカピカで世界遺産の効果は絶大と認識した。
(記・五十嵐)
富士急谷村町駅8:45下車。タクシー鹿留林道ゲート9:24,ゲート9:30…鉄塔242号10:33…鹿留山13:23…杓子山14:10,14:35…高座山15:56…車道16:36…内野赤坂BS16:52着、バス時刻17:05
鹿留山北尾根から
高座山南尾根を