19-4860個人山行       

 

   奥多摩/タワ尾根金袋山(きんたいさん) 

 

                                    参加 加藤

 

    13日予定のところ家事急用で中止。お天気がよいので16()に個人山行 

 

久し振り(3年振り)に芽吹きを捜しにタワ尾根に行った。平日は東日原行が10:15まで無く遅い出発。その代り、終点は、小川谷橋手前の鍾乳洞BSだ。帰りのバス時刻(14:50,16:06)を確認して歩き出す。小川谷の左岸右岸は青空に黄緑色と薄茶色で微妙。鍾乳洞に向かう観光客と別れて一石山神社脇の清水で口をゆすいで石段へ。本殿の裏から山道へ、陽当たりに薄青のスミレ、ジグザグに燕岩の岩壁を見上げながら樹林の急登を稼ぎまずベンチ(870m)、再び大汗流してジグザグと露岩を登りつくとタワ尾根端・燕岩の上(970m)に出る。ここからは歩き易い尾根筋を辿るが灌木の緑を除くとツツジと自然林の芽吹きはまだ、ちらほらだった。一石山(1007m)を過ぎて尾根の右手に回り込む、久し振りのミズナラの巨木に会いたくて。人形山の懐に抱かれた巨木は腕を落とした穴を黒々と見せて痛々しいが、冬枯れの雑木林に囲まれて落ち葉たっぷりの絨毯に居心地よさそう。

人形山にからタワ尾根らしい起伏が始まる、厚い落ち葉に踏み跡は薄い。薄茶色の森に鹿が二頭横切り遠くでキョーンと鳴く。小広い金袋山に到着、古いペンキ書きの山名板に加えて、金色袋に金袋文字を描いた山名板。ウトウの頭にも凝ったデザインの山名板があったが愛好家の多いのもタワ尾根だ。向かいの石尾根北面には10日に降った雪が白く残り、鷹巣山の三角が見下ろす。長沢背稜も見通しが良くて酉谷山の避難小屋の青い屋根が見える。帰りは往路下山、5月中旬の新緑萌えるタワ尾根を再訪しよう。一生懸命に歩いたら一石山神社にバス時刻の10分前に着いた。奥多摩では一つ手前の南一丁目で下車して、買い物しホームで下山祝い、向かいの小学校の桜並木が満開だった。

 

鍾乳洞BS 10:46…一石山神社10:54,…燕岩の上(970m)12:03…ミズナラ分岐12:28…ミズナラ巨樹12:35…

人形山(1176m)12:45…金袋山(1325m)13:12,13:41…人形山13:58…燕岩(岩壁上)14:17…一石山神社14:40…鍾乳洞BS 14:50乗車   歩:往復4h

 

   

バスはUターンの為、対岸へ        一石山神社

 

   

露岩を巻き上がると燕岩の上で虎ロープ    芽吹きがちらほら

 

   

尾根外れ右手へ巻くと冬枯れの雑木林    人形山の懐にミズナラの巨木

 

   

人形山                  タワ尾根らしい地形

 

   

金袋山で休憩