№19-4858

 

        前 期 集 中・前 泊 コ ー ス

 

                                4月6日()~7日(日)

 

                                 L齋藤 深津 矢口

 

 1日目:笹尾根登山口と間違えて浅間尾根登山口でバスを降りてしまった。なので浅間尾根を登り笹尾根に突き上げる事にした。しかし問題は水である。テントは何所にでも張れるが水が無いのである。なので、途中で水を確保に、尾根を北西に大楢沢の源流ぶに降りた。処が沢には流れが無く、僅かにしみ出る水を集めた。水は赤土で薄茶色く濁っていた。

 テントを張ったのが大羽根山の頂である。ここから北の御前山、大岳山など奥多摩の展望が素晴らしかった。無論、晩の酒盛りは格別であった。

 

 

 

 

2日目:テン場から三国山まで予想を超えた距離とアップダウンであった。心地良い宴会テントは居心地良い分頑丈で重い。日原峠辺りから膝がぐずり出して、三国山に着いた時には悲鳴を挙げていた。テン場から何と5時間の歩行であった。

 山頂で1時間余り歓談し、全コースが下山を始めたのが13時35分であった。軍刀利神社まで約1時間の下りである。この頃には膝が爆発していた。そして、その先の井戸バス停まで15分の緩いくだりが続いた。地獄であった。

 打ち上げは上の原駅前の大衆食堂であった。駅付近には飲み屋はこの一軒のみである。我々が入った時には他の登山グループが飲んでいた。この店の2階から相模湖の眺めが良かった。落ち着ける店である。富士急バス運転手のお勧めの店であった。

 

                               記:齋藤 陽