№.18-4831
東北/面白山 10月7,8日
L加藤 山本 ゲスト
過去2回この辺り(7月樋の沢、11月糸岳と大東岳)を歩いた。ブナ林が美しかった。まだ、秋は深まってはいないが黄色く色づき始めたブナ林のなかを歩きたくて計画した。東北新幹線仙台着9:38,大型台風25号通過後の強風で仙山線運休。仙台で14:まで足止めされた。久し振りにお会いした山本さんと3人で事情を承知の駅ビルの軽食屋さんで4時間ほど過ごす。帯状疱疹の病み上がりとかで体調がイマイチらしいがこちらもカミさんとののんびり山行なのでお許し願う。
やっと動き出した14:04発快速山形行に乗車。電車なので強風で架線への影響が遅延の理由。作並温泉とか懐かしい駅名見ながら車窓を見ていたらトンネルで奥羽山脈を抜ける、下りる準備してたら「面白山高原駅」を通過してしまった。快速は止まらないそうで山寺駅で仙台行を待つことに。山寺も以前に、何度か訪れた名所だ。「面白山高原駅」には15:25到着、無人駅だった。閉鎖前は、粉雪の駅前スキー場で人気高かったのに。その、駅前、民宿「藤花荘」が今日の宿。泊り客は我々ともう一グループも山の客。
翌朝、南面白山から奥新川峠辺りから宿に戻る周回コース。北面白山へは回るには健脚向きだ。スキー場跡の赤錆リフトやゴースト施設を横目に登ると風収まったコスモス畑跡、9月一杯が季節とか。背丈越えのススキ原の奥に登山口で山道始まる。
南面白山への長尾根が細身のブナ林で美しかった。
ブナ尾根から岩混じりを登りきれば南面白山で、山頂からの大東岳が懐かしい。
青空が広がり灌木の紅葉が眩しい。
東に急坂降りて権現様峠、サマの字が珍しいが土地に根付いた名前に違いない。
自然林の明るい尾根道を辿る。北面白山まで結構ありそう。
笹原の奥新川峠から峠道を降り始める。大きくジグザグに明るいブナ林の素敵な美しい峠道だった。
中腹にかかると峠道は小沢やあちこち崩壊してるが険しくはない。
紅葉川支流では簡単な渡渉もあり本流では谷も深くなり、紅葉川左岸の渓谷道になり仙山線の鉄橋が見えてきた。観光パンフレットでは下流の渓谷歩道を売り出していた。
駅前民宿7:30…南面白山10:10,30…奥新川峠13:00…民宿前15:00 歩7h30
民宿の藤花荘( 023-657-3466 一泊二食7000) 温泉ではないが綺麗、清潔。
下り電車で山形へ、ここで新庄から石動(いするぎ)神社巡りの旅に行く山本さんと別れ、我々は蔵王温泉へ。お久し振りの山本さんは、元気で冗舌でした。
翌日、刈田岳からお釜を見ながら熊野岳往復して東北の山旅を終えました。 加藤