No18-4793

 

              上 高 地 散 策

                                   113.14.15

 

                                 L深津、吉浜、渋谷

 

 冬の上高地は何度か昔に来た。確か猛烈なラッセルの繰り返しで其の頃はカマボコテントだったような気がする。記憶が曖昧なのはご勘弁、大金さんがリーダーだったか桑さんかは忘れた。

 

 今回は唯の散策、私を含めて三人がエントリーした。高齢化した当会では一番実力の有る二人でしょう。

では詳細を語りましょうか。

1/13 沢渡に十時半に集合、タクシーで釜トンネルに到着。新しい釜トンネルを歩くのは初めてだ。昔のトンネルと違い大きくて照明も衝いており、快適に最初の1.6キロを過ぎ次の0.6キロを抜けると其処は白銀の世界。ここで持参してきたソリに重たいザックを括り付け、引っ張ってみる。楽だ!なんという事か、超楽である。自然と笑いが込み上げてきた。もう、完全に病み付きになりそうだ!

 

  左、浜ちゃん右、深津

 

ソリは超楽です、河童橋から穂高、釜トンネルを抜けると…

 

 大正池、河童橋を過ぎていよいよテント場である小梨平に14時に到着。先客は一人用のテントが四張、我々はせこいテントが嫌いなのでご覧のような合体テントとなりました。結構苦労した割には余り快適ではなかったね、タープと四人テンと二張りの合体です。初日の夕飯は忘れたけど、豪勢な食事だった?夜はドピーカンで若者二人が星を撮っていた。二人ともカメラには詳しいのよ。

 

 

 4人テント二張りの合体

 

1/14 穂高に朝日が辺り、モルゲンロートは素晴らしい!ジックリ堪能してから少し歩こうと私は明神池に向かう。後から二人がやってきた。途中のルートは誰も先行者が居なくてトレールを外れると膝まで潜る。  

 明神池をグルット見てから、ちょっとルアーを振るもアタリは無し。ま、冗談はそのくらいにして帰り道は梓川の右岸をノンビリ散策し野鳥のさえずりに耳を澄ます。ほとんど登山者に逢わず早めに戻った。そして待望の焚き火をするも薪が無い!せこい焚き火になってしまったよ。

1/15 今日は女房の誕生日、何歳に成ったか忘れる。この日も朝からドピーカン、ゆっくりテントを撤収して帰路に向かう。なんといっても此処のトイレは快適です、電気は付くし紙は有るし其の上水洗ですから最高です。来年もきっと来ますよ、上高地。バカなジイジに付き合ってくれた二人に感謝します。有難う!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の目的は盛大な焚き火です!

見て頂戴、此のせこい焚き火。

 しかし天気が良すぎです、人は余り居なくて何故かイワナも観かけません

 ま、仕方無いので一人明神池迄散策をして梓川の左岸から右岸をブラブラしてきました。来年もこの景色を観た以上大型テントを是非横尾迄運んで、

蝶への足掛かりにしたいと思います。

 浜ちゃん、渋ちゃん又旨い肴と酒を沢山運んで盛大な焚き火をしに参りましょうね。本当にバカなリーダーに付き合って頂き嬉しい限りです!

 バカ好きな人、来年は大挙して

上高地に参りましょうよ。特に暗いアナタ、少し性格が…かもしれないよ。   記:深津