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            八 ヶ 岳 赤 岳          1月16-17日

                                L深津、正井、渋谷

 

1日目は赤岳鉱泉での小屋泊なので、のんびり11時に美濃戸口を出発した。今年は12月なのに例年より雪が多く気温も低いので、もう厳冬期という感じだった。アイスキャンディーが今日からオープンだったせいか、駐車場はほぼ満車だった。

 

 

 

天気はあまり期待していなかったが、意外と晴れ間がでている。美濃戸口からの道は凍っていたが、歩きやすかった。途中、沢の凍った氷上を通る場所があったもののノーアイゼンで問題なく、14時前には赤岳鉱泉に到着できた。小屋に到着して早速酒盛りをはじめ、小屋で一緒になった方と話したりして、楽しく過ごすことができた。いつもはテン泊だが、小屋はこういうことがあってよい。150名の満員だったものの、寝床は余裕のある配置で快適に過ごすことができた。

 

 

 

 

 

2日目は冬型の気圧配置になるので晴れると予想していたが、山頂付近はガスで全く見えない。日が出て晴れるのを期待して待っていたが、全く晴れる様子がない。風もほとんどなくコンディションとしては悪くないので、8時には出発することにした。赤岳鉱泉で-11℃なので、上では-15℃以下となる。しっかり防寒して小屋を後にした。

 

 

 

展望は良くないものの、木々に着いた霧氷がとても美しい。行者小屋を過ぎ、文三郎尾根を登っていると、結構な数のパーティが引き返してくる。どうも尾根は風が強いようだ。

阿弥陀との分岐まで来ると急に風が強くなってきた。ここで引き返すか迷ったが、下山者に聞くと山頂あたりはそんなに風は強くないとのことなので、先に進むことにした。

途中写真を撮りながら登ったが、カメラに霧氷が付き始め、持つ手がかじかむ。

岩場を慎重に登り、10時半には赤岳山頂に到着。たしかに山頂の風はそれほど強くない。記念撮影と軽い補給をとり、地蔵尾根に向けて下山を開始した。

 

 

 

 

 

早く温泉に入りたい。

頂上から地蔵の頭までは岩が露出しているので慎重に降り、その後は地蔵尾根一気に降り、行者小屋まで下山した。とりあえず、何事もなく下山でき、一息つく。

 

 

 

その後はアイゼンを外し、長い南沢をひたすら歩く。よくあることだが、南沢を下り終わる頃になると、天候は回復し、赤岳山頂あたりがよく見えて来た。まあしょうがない。最終的に15時前に美濃戸口まで戻り、無事下山となった。

下山後は駐車場向かい側のJ&Nというお店で食事とお風呂に入ってゆっくりし、その後帰路についた。

今冬一発目としては、ちょうど良い雪と寒さを味わうことができた。またFKさん、NMさんともいろいろな話ができ、とても満足のいく山行だった。

 

 

 

 

 

 

 

1日目山行2時間38分休憩15分合計2時間53S美濃戸口10:5610:56八ヶ岳山荘11:50やまのこ村11:55美濃戸山荘12:1013:49赤岳鉱泉泊

2日目山行5時間49分休憩1時間3分合計6時間52分泊赤岳鉱泉07:5608:25行者小屋08:3509:40文三郎尾根分岐10:0010:33赤岳10:41赤岳頂上山荘10:5311:24赤岳天望荘11:2511:28地蔵の頭11:2912:07行者小屋12:2412:49中ノ行者小屋跡12:5013:57美濃戸山荘13:5814:03赤岳山荘14:48八ヶ岳山荘G