No.17-4744

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乗　鞍　岳

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2017.3.18-20

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　L妹尾、加藤、伊藤、谷口、田代

　私、谷口は生まれて初めての冬山登山？をテント泊２泊３日で体験してきました。

素晴らしい乗鞍岳の姿に感動し、強風と厳しい冷え込みのテントでの夜はけっこう迫力でありました。

よくもまあ～無事で帰ってきたもんだ・・・が正直な感想であります。

ご指導、ご同行頂いた妹尾L、加藤さん、伊藤さん、田代さんには大感謝であります。

３月１８日（土）

　加藤さんの車に田代さんが同乗し新宿をAM１０時に、伊藤さんの車に妹尾さん、谷口が同乗し川越から９時４５分に出発しました。途中けっこうな渋滞もあり最終リフトには間に合わずして乗鞍観光センター駐車場に到着しました（１６：３０）

　リフトで上に行くのはあきらめ駐車場隅にテント一つ張り、伊藤車に伊藤さんと加藤さんが

入る事になりました。テント内での夕食は暖かく、美味しく、楽しく、あっという間に準備が進み驚きでありました。

駐車場のお手洗いは夜も灯りが点いており、暖房完備でビックリでした。安心して何度でもお手洗いに行けました（笑い）

夜はけっこうな風が吹いていてましたが、空には星がいっぱいでした。

３月１９日（日）

　良いお天気の朝で食事を頂き、テントほかを撤収しリフト乗り場がある第３駐車場に移動しました。そこでいよいよ最終登山準備をしました。

伊藤さんはスキー姿で大きなザックをしょい、今回は登山ではなくスキーに専念するとの事で、その姿に、荷物に驚きと感動を覚えました。

私もスキーは持って行ったのですが、あっさりスキー断念としました。

リフトを３本乗り継いで行ったのですが、ザックが皆さん大きくて乗るときには座る場所が小さくけっこうスリリングな場面もありリフトにしがみついていたってな感じでした。（けっこう乗り降りは難しい？コツが要りますね）

　かもしか平には10:27に着き、南側木立の陰に２つのテントでBCを設営しました。整地をしたり、テント組み立て、アンカー設置、お手洗い整地などなど私には生まれて初めての事だらけで一生懸命でしたが、邪魔にならないように気を付けながら動いていました。

設営後、伊藤さんはスキーへ、残りの妹尾さん、加藤さん、田代さん、谷口は山支度をしていよいよ登山開始です。良いお天気でなかなか興奮していた私でありました。（輪かんじき：谷口、田代、ツボ足：妹尾、スノーシュー：加藤）で登山開始。

　BC10:43～壁11:15～位ヶ原山荘分岐12:46～位ヶ原台地末端2440Mまで13:18（ガスと風のため中止）下山開始13:25～カモシカ平BCには14:35に到着しました。

やはり標高が高くなると、木々が少なくなると風邪が強くなり視界も悪くけっこうな寒さの中慎重に降りてきました。初めての「輪かんじき」はしっかりと雪面を捉えてくれて重要な冬山の道具の一つと思いました。

　BCに戻ると宴の準備が始まりました。これも私には初めてで邪魔にならないよう、コッフェル押さえ、ゴミ集め係などをやらしていただきました。１つテントに５名での準備は狭かったですがとっても暖かく、良い香りで、ちめたいビールなども頂き背中が汗ばむほどに体中が暖かでした。・・・・が、外はかなり冷え込んでいました。

３月２０日（月）

　朝０５：４０分頃テントから出てみると良いお天気で風もなく、良い下山日和でした。

朝食後、テント撤収作業をしたのですが、アンカー回収がけっこうガッチンガチンに決まってて大変でした。

この時、初めてピッケルを使いましたがその威力にはビックリでした。

各自パッキング後集合写真を撮り、伊藤さんはスキーで滑って下山され後の３名は早朝の整地されたゲレンデを心地よい初めてのアイゼンでの下山がとても気持ち良かったです。

　また、振り返るたびに登った乗鞍岳の位ヶ原台地やピークが真っ青な空に映えて見事でありました。

10:10頃には第３駐車場に無事下山。観光センター近くの「ゆけむり館」でゆっくり温泉につかりました。

12:00に東京へ向け出発しました。そこそこの渋滞はありましたが加藤車は18:00新宿着、伊藤さん車も18:00頃に西武線：拝島駅に着きました。妹尾さんと私は駅で伊藤さんとお別れし、私は19:00に杉並の家に無事帰り着きました。

　車に乗せて頂いた伊藤さんには本当に感謝でありました。また、テキパキと豪華で美味しい夕食、朝食を料理頂いて本当にありがたかったです。

　初めての「冬山」山行でしたが、いろいろな経験をさせて頂き大いに勉強になりました。

リーダーの妹尾さん、加藤さん、田代さん、そして伊藤さん・・・本当にありがとうございました。

記　谷口

　　　　　　　　　　高天原　　　剣ヶ峰　　　　　　摩利支天　　　　　大黒岳