No.4721

 

          -----夏の賑わいが去り、少し静かになった北アを歩きます。(小屋泊・前夜発) -----

 

北ア 蝶ケ岳・大滝山・徳本峠縦走

2016年9月10日(土)・11日(金)

 

L:澤田、谷口、伊藤

 

徳本峠から新島々まで歩きたいと思い、昨年、霞沢岳と絡めたプランを出したが悪天候で果たせませんでした。今回は大滝山と絡めたプランを出してみました。その顛末は??

 

■10日

 5:35上高地バス停 → 6:33-48明神/休 → 7:30-43徳沢/休 → 8:43-52/休 → 9:44-10:04/休  → 10:50-11:00/休 → 12:00-14:20蝶ヒュッテ/休 → 14:28分岐 → 15:14-24/休 → 15:55大滝北峰

 

昨晩、竹橋の毎日新聞本社から谷口さんと夜行バスに乗り込む。5時過ぎ、上高地到着。5時半過ぎに身支度を整え歩き出す。天気は無風快晴。まだ人の少ない河童橋で焼岳と穂高を眺めながら記念撮影。夏の賑わいが去り、少し寂しくなった小梨平のキャンプ場を抜け、明神で軽く休憩し7時半に徳沢到着。

 

 

河童橋で記念撮影                   明神池で明神を見上げる

 

 

朝の徳沢キャンプ場                    長塀山で記念撮影

 

徳沢では先に入山していた伊藤さんと合流。ここからいよいよ登山道へ。出だしが急登の長塀尾根で順調に高度を稼ぎ、1本目の1時間で380m登る。その後も順調に進み、11時ころ長塀山や妖精ノ池を過ぎ、森林限界に到達すると素晴らしい展望が。一気に気分は盛り上がり、穂高、槍を眺めながら稜線を進む。12時に蝶ケ岳ヒュッテに到着。時間はたっぷりあるので、ここで生ビール+お昼寝タイム。

 

 

妖精池を通過                     槍穂の大展望が出迎える

 

 

蝶ケ岳頂上で記念撮影                 蝶ケ岳ヒュッテで生ビールタイム

 

2時間以上ノンビリ過ごした後に大滝山へ。急に人が減り、ナナカマドの紅葉が始まった尾根をコケモモやクロマメノキをつまみながら歩く。双耳峰の大滝山は北峰はテント場で、テントが3張。記念撮影を行い、4時ころ大滝山荘到着。宿泊者は我々だけでさっそくビールで乾杯。カレーとおでんの夕食を済ますと布団でゆったり快眠。

 

 

大滝山へ続く稜線                 歩いてきた稜線を振り返る

 

 

コケモモの実が赤くきれい                    クロマメノキ

 

 

少しだけ味見                     大滝山北峰のテント場

 

 

大滝山北峰の記念撮影                 大滝山荘は貸し切りでした

 

■11日

 5:20大滝山荘 → 5:35南峰 → 6:14-25/休 → 7:40-58大滝槍見台/休 → 8:51-9:00/休 → 

 9:42-10:08徳本峠/休 → 10:35-42ちから水/休 → 11:42-58/休 → 12:05岩魚留小屋 →

 13:00-13/休 → 14:03二俣 → 14:13-26/休 → 15:42-50最後のゲート/休 → 16:00島々

 

4時半に起床し北峰へご来光を見に行くが雲が多く断念。天候は下り坂?朝食をお弁当にしてもらい、5時半まえに出発。すぐに南峰に到着し雲の上から登る朝日を眺める。1本目の休憩でお弁当(おにぎり、玉子焼き、ウインナー)に舌鼓。2本目の休憩で槍見台のやぐら上で槍の眺望を楽しむ。

 

 

大滝山南峰               常念岳とその方面の稜線

 

 

穂高方面                       雲上にやっとお日様が顔を出す

 

 

大滝槍見台に登る                  槍見台からの展望 

 

徳本峠までの稜線は静かで人も少ないが、徳本峠から登るツアーとすれ違い少しびっくり。10時前に徳本峠に到着。明神岳に別れを告げ、いよいよ新島々目指してイニシエの道へ。力水までは電光状態の登山道。その先は比較的なだらか。今は営業していない岩魚留小屋を過ぎ、ドンドン進むが16kmはやはり長かった。4時に国道に出ると酒屋へ直行し缶ビールを購入。新島々まで歩く元気は残っていなかったので酒屋の前でタクシーに乗り、松本の銭湯へ。お風呂で元気を取り戻し、松本駅そばの居酒屋で打ち上げを行い、あずさで帰京。1日目8時間30分、2日目10時間のコースにお付き合いいただいた谷口さんと伊藤さんに感謝。 

 

 

徳本峠小屋                    展望台に登り、明神を眺める

 

 

冷たくて美味しいちから水                   まるき橋を渡る、おとっと

 

 

岩魚留滝                   今は営業していない岩魚留小屋

 

 

  やっと島々に出ました、疲れた                              槍穂と生ビール