No4705  

 

八ケ岳 阿弥陀・赤岳・横岳(御小屋尾根から杣添尾根へ

 

日程:2016年6月11・12日

 

メンバー:L:澤田、波多江

 

八ケ岳でまだ歩いたことが無い「御小屋尾根」と「杣添尾根」をつなぎ、更に個人的都合で「野辺山駅」まで八ケ岳のすそ野を歩くというヘンテコなプランを出したら、「波多江」さんが参加してくれました。梅雨入りしてしまったため、金曜日に一旦中止を決めましたが、夕方、やはり行くことにしました。その顛末は??

 

■11日   10:28美濃戸口→11:22-32休→12:13御小屋山→12:23-33休→13:03-21清水不動→14:13-23休→15:11-23阿弥陀西ノ肩(摩利支天)→15:34-46阿弥陀岳→16:15中岳のコル→17:00行者小屋

 

あずさを利用して茅野へ。梅雨の間の晴れ間を狙う登山者はビックリする程多く、バスは増便が出た。10時半、美濃戸から御小屋尾根へ向かうのは我々だけ。別荘地内を道標に導かれ抜けると、気持ちの良い尾根道に。ハルゼミが鳴き、ツツジも咲いている。不動清水で冷たい水を補充し、暑い中、高度を稼ぐ。ところが、最近、トレーニング不足のため阿弥陀西ノ肩への最後の急登でバテ始め、西ノ肩手前で足が攣ってしまった。鎖場で踏ん張れず、波多江さんに先に行ってもらう。頂上で合流し記念撮影。八ケ岳は何度も来ているが、阿弥陀は2回目で、前回は30年以上前。上空に雲は多いが、赤岳・横岳が目の前に聳える。キレットからは雲がわき、権現も見えている。中岳のコルへの崩れやすい道を下り、樹林帯へ。17時に行者小屋へ到着しテントを張る。テントは20張位。モンベルとアライが圧倒的に多い。テントの前でハッシュドビーフの夕食とアルコールを少々。暗くなりテントに入ると空には星、風も無い。今回、初使用のテント(私もモンベル)で快眠。

 

 

ツツジの咲く気持ちの良い御小屋尾根               不動清水で冷たい水を補給

 

 

阿弥陀西ノ肩(摩利支天)が迫る             30年ぶりの阿弥陀岳頂上

 

■12日   5:35行者小屋→6:20-29休→7:11-15休→7:30-50赤岳頂上→8:27-37展望荘→9:35-10:21三叉峰(横岳奥の院往復)→11:32-42休→12:45-13:00別荘内でスニーカーに履き替える→15:22JR野辺山駅

 

4時に起床。具材たっぷりのうどんの朝食後、撤収を終え、テン場から大同心・小同心を見上げる。天気は良さそう。5時半に出発し、文三郎尾根の急登+階段を登り7時半に赤岳頂上。南アはもちろん、富士山も見えている。また、この時期は雪解け後の花も多い時期で、オヤマノエンドウ、ウルップソウ、チングルマ、ミヤマキンバイ等が咲く稜線を横岳に向かう。実は地蔵から先を歩くのも30年ぶり。学生のころ、初めて八ケ岳に登り、横岳は険しいというイメージが頭に残っていたが、快適な稜線歩きで、割とあっさり三叉峰に到着。ここにザックを置き、奥の院を往復する。10時半、いよいよ杣添尾根へ。広大な裾野に別荘・ビニールハウス等が広がる。2時間尾根を下り、別荘地に飛び出す。スニーカーに履き替え、スマホアプリのマップに導かれ、車道をひたすら歩く。八ケ岳の広い裾野を堪能。畑の中の一本道を歩きながら、今まで歩いてきた赤岳・横岳・杣添尾根を見上げる。車道10kmを2時間半で歩き、野辺山駅到着。御土産屋で缶ビールを購入し波多江さんと乾杯。

                              私の個人的都合(野辺山駅・飯盛山・横尾山・信州峠・小川山を歩き、八ケ岳と奥秩父を繋げること)に付き合ってくれた波多江さんに感謝、感謝。

                                                         (澤田記)

 

 

昨日登った阿弥陀岳              赤岳頂上での記念撮影

 

 

 

三叉峰から赤岳を振り返る(ここから杣添尾根へ)        三叉峰から空身で横岳奥の院を往復

 

 

 

赤岳・横岳・杣添尾根を見上げながら裾野を歩く     野辺山駅到着・波多江さんご苦労様でした