No4692

 

北ア唐松岳往復 と 白馬八方尾根スキー

2016年32627

 

L:澤田(み)、山野、小山

 

※ 昨年、ほぼ同じプランを出したが、天候に恵まれず敗退。今回は1月末に膝を痛め、体調不安の中実施した。その結果は?

 

■26日朝7時30分に新宿発の高速バス(往復8700円)で出発。途中、事故で少し遅れ13時少し前に白馬八方バスステーションに到着。ゴンドラ乗り場へ向かう途中、お蕎麦屋で昼食。ゴンドラ乗り場で往復券(2900円)を購入。お酒が沢山入ったザックは14Kgで、15kg以上の荷物券はギリギリセーフ。ゴンドラとリフト2本を乗り継いで標高1830mへ。雪は昨年よりもかなり少なく、ゲレンデ下部は滑走不可。天候は最高で白馬3山と五竜・鹿島槍が良く見えている。リフトを降り、約30歩で八方池山荘に到着すると小山さんがいた。山野さんはまだスキー中。部屋は4人用を3人で独占。16時から入浴し食堂でまずは背負ってきた缶ビールを。更にワインと日本酒を開ける。18時からバイキング形式の夕食。質量とも満足で9500円。21時消灯。

 

 

雪の少ないゲレンデ下部                 テクニック抜群のスキー隊

 

■27日 8:05八方池山荘 → 10:05丸山ケルン → 10:20-30丸山の上で休憩 → 11:17-32唐松岳頂上で休憩 → 12:22-33丸山の上で休憩

      → 13:30八方池山荘

 

6時に起床。8時のリフト運転開始を待つスキー隊に合わせ7時から朝食。朝食はしゃけ、焼きのり、生卵、ソーセージ他。スキー隊の山野さん、小山さんと山荘前で記念撮影をして8時過ぎに一人山へ向かう。6時朝食組が前の方を歩き、後ろからは今朝一番のゴンドラ上がってきた登山者が沢山。今日は1月に痛めた膝の状態を見ながらのため、ゆっくりペースで登る。八方池にはテントが2張。丸山の手前にまばらな灌木帯があるが、その他は隠れるところの無い広い雪の尾根を進む。無風快晴で眺めは本当に素晴らしい。こんな恵まれたコンディションはめったにお目にかかれない。2回程急登を越えると丸山に到着。

 

 

八方池は雪の下、後ろに白馬3山                    丸山を目指しなだらかな尾根を登る

 

当初は丸山で引き返す予定だったがあまりにも天候と雪のコンディションが良いのでもう少し進むことにした。もう一度急登を越え、少し細めで高度感のある雪稜が現れる。しかしここもしっかりしたトレース+安定した雪質で気持ちよく進むと、目の前に唐松岳が。ここまで来たら頂上まで行きたいという欲がでてしまい、少し風が強まったのでフードをかぶり頂上へ。小屋から3時間で頂上へ到着。頂上に着くと風も無く、多くの登山者でにぎわってきた。

 

 

五竜と鹿島槍                           丸山に登ると唐松岳が見えてきた

 

  

唐松岳山荘手前の稜線が近づく                  やや細めの雪の稜線、高度感も多少あり

 

細めの雪稜線を過ぎると目の前に唐松岳が

 

  頂上での記念撮影、後ろは剣岳                    雪に埋もれた山荘を見下ろす

 

 

すごいところを滑るものだ                  こんなところも滑っている

 

頂上で記念撮影を終え、ボーダーやスキーヤーが稜線から谷へ飛び込むのを見ながら下山。下りも膝に無理な力がかからないようにダブルストックでゆっくり降りたが、1時間半で小屋に戻る。

 

小屋に残した装備(空き瓶)を回収しリフトとゴンドラで麓へ。八方バスステーション近くの温泉で入浴を終えた山野さん、小山さんと再会。帰路も私は高速バスのため、二人とはここでお別れ。ゆっくり入浴し生ビールとラーメンを食べて16時半発のバスに乗る。帰りの高速も順調で21時少し過ぎに新宿に到着。充実した春の北アルプス山行でした。