.4683
杓 子 山 1月10日(日)
杓子山西尾根から北尾根・相定ケ峰論ケ尾根のところ、絶快晴の富士山の眺望に
見とれてのんびりしすぎ時間切れで向原峠で下山した。
L妹尾、黒田、金原、加藤、谷口
富士急線富士山駅(旧富士吉田)着8:35、駅裏手のタクシイ会社から約20分(約2000円)大明見(おおあすみ)から向原に越える道路の陸橋下(820m)まで。陸橋を渡ったところに萱が刈り取られた藤原藤房卿墓がある。なんでも南北朝時代の南朝の偉い人で逃避されて亡くなったのだとか。
身支度をして9:20歩き出す。日陰もあって身震いするほど冷えてる(−5°)。墓脇の植林作業道を適当に登り尾根に乗ると細い道が植林の急登を登っている。1200mで南側切り開き富士山とご対面。快晴で目前に気高くそびえている、積雪は少なく吉田口の夏道がジグザグに見えている。鉄塔125号を過ぎて南側の枯草原では陽を浴びて30分ほど眺望タイム。
杓子山山頂(1597m)に到着すれば周囲遮るものなく1時間近くも大勢のハイカーに混ざり休憩し富士山と南アルプスの銀嶺と一緒の時間を満喫してしまっていた。
北尾根は西尾根を少し戻ると急な尾根に踏み跡があって、分岐の手書き道標には向原とある。下り始めてまもなく前評通り露岩になり数個所では狭く両側が切れ落ち際どいところもあり慎重に通過した。
そのあとは冬木立の凸凹の尾根を辿る、P1292m付近ではすでに14:37で、向原峠から相定峰を経て向かいの論ケ尾根を降りると17時近くになり足元が怪しくなるので今日は向原峠までと想定して午後の陽だまりタイムを楽しむ。
向原峠では、すでに15:00だったので直接、向原に降りることにした。回り込んで植林の枝尾根を降りると30分で林道に出た、あとは1時間ほど向原の集落を抜けて富士急線の寿駅に着いた。
自販機だけの無人駅では駅前コンビニで飲み物を買い込んで列車が来るまで下山祝いを始めた。
富士山を仰ぐと残照が6合目付近まで夜の帳を引き上げていた。
陸橋下9:20…墓9:25…植林帯抜け尾根上へ…切開き1200m富士眺望10:56…鉄塔125号
11:00…陽だまり1433m眺望11:38,12:05…杓子山(1597m)12:31,13:22…北尾根分岐13:25
…岩尾根…向原峠15:00,08…明見根元神社15:36…向原集落…寿駅16:37,16:56乗車
(記・加藤)