No4667 

大雪山 黒岳・旭岳・白雲岳縦走

2015年9222324

 L 澤田、吉浜

22日 14:35七合目登山口 → 15:16-20休:八合目の上 → 15:50-16:05黒岳頂上 → 16:20黒岳石室

 

 前日、札幌市内で結婚式・披露宴に出席し深夜にホテル戻る。朝8時、札幌駅からバスで旭川へ。バスを乗り換え12時35分層雲峡着。ビジターセンターで山の情報を確認。①9月15日に初雪②明日は天気は良いが風が強い③白雲岳避難小屋はもう水が無い、とのこと。4リットルの水をザックに詰め、連休中の混んだロープウェイに乗りこむ。更にリフトを使い7合目登山口へ。14:35歩き出す。午後にも関わらず黒岳に登る登山客が多数。吉浜さんは層雲峡に車を置き10時過ぎから登り始め、石室にとっくに着いているハズ。15:50黒岳頂上着、風が強い。16:20石室着、吉浜さんの出迎えを受ける。小屋は結構混んでいたため吉浜さんのテントに潜り込む。持ち寄った食材とアルコールで軽く宴会。水は天水あり。

 

 

 前日の夜の姿            ⇒⇒⇒⇒⇒       翌日の姿(黒岳頂上)

 

 

 黒岳石室(テントが沢山見える)                左手後方の黄色タンクに天水が溜まっている

 

23日 5:40石室発 → 6:20展望台 → 6:51-7:30休:北鎮岳分岐(⇔北鎮岳往復) → 8:23間宮岳 → 8:28-44休 → 9:05裏旭キャンプ指定地でザックをデポ→ 9:35-50休:旭岳 → 10:08キャンプ指定地 → 10:18-30休 → 10:52間宮岳 → 11:13-20休 → 11:40-48休:北海岳 → 12;24-46休 → 13:06白雲分岐 → 13:38-50休:白雲岳 → 14:13-18休:白雲分岐 → 14:45白雲岳避難小屋

 

4時に起床し5:40出発。石室に戻る吉浜さんは軽装、私はフル装備とハンデが逆。登ったばかりの朝日に紅葉の山々が輝く。いきなりシマリスと出会う。風はやや強いが問題はなさそう。御鉢平展望台に着くとこれから歩く山々が全て見える。昨日と異なり人は少ない。北鎮岳では素晴らしい眺めに出合う。中岳、間宮岳と進むとかなり風が強い。御鉢平を離れ旭岳の稜線へ。鞍部の裏旭キャンプ指定地(残雪・流水あり)にザックを置き頂上往復。急に登山者が増えた。火山性のザクザクズルズルの急な斜面を登りきると多くの人が休む頂上に9:35到着。旭岳の反対側の地獄谷を見下ろす。噴気は風のためかあまり見えない。今度は転ばないように気を付けて下りザックを回収。間宮岳へ戻るとまた風が強まる。時々硫黄の臭いが漂う御鉢平の残りの部分を今度は北海岳へ向かう。11:48北海岳頂上で黒岳石室に戻り今日中に層雲峡へ下山する吉浜さんとお別れ。「(私、澤田の身に)何かあったら、最強部隊を出動させます。」という力強い言葉を自衛官:吉浜さんもらう。

 

 

 朝の黒岳石室のテント場                     手前、凌雲岳と奥、北海岳

 

 

 紅葉と朝日に輝く山                     振り返ると黒岳が見える

 

 御鉢平展望台からの眺め (正面が間宮岳)

 

 

北鎮岳頂上                      御鉢平と旭岳

 

 

 間宮岳頂上(風が強い)               旭岳を目指す

 

  

 旭岳のテント指定地脇の残雪                多くの登山者が寛ぐ旭岳

 

  

 旭岳頂上                              旭岳直下の地獄谷と姿見ノ池

 

 

 登山道の全く無い麓の沼                御鉢平に戻り北海岳を目指す(正面は白雲岳)

 

 

 北海岳頂上(最後のツーショット)            だだっ広い北海平を横切り白雲岳を目指す

 

私はだだっ広い北海平をまっすぐに横切り、本日最後のピークの白雲岳へ。頂上からは旭岳と、ここから稜線が長く伸びるトムラウシ方面が本当に良く見える。14:45白雲岳避難小屋着。テントは10張程度あったが、小屋泊は3名。水は残雪も流水もタップリあった。本日はコースタイムで9時間40分のところを休憩込みで9時間で走破。さすがやや疲れ、7時前に寝てしまった。

 

 

 色とりどりの草紅葉              白雲岳頂上(後ろは旭岳)

 

■24日 6:04白雲岳避難小屋 → 6:35-40休:白雲分岐 → 7:14-20休 → 7:35北海岳 → 8:20-30休:2回目の渡渉 → 8:45-50休:黒岳石室 9:14-18休:黒岳 → 10:08七合目(リフト)

 

 当初は大雪高原温泉側に降りるつもりだったが、小屋の人のアドバイスもあり、吉浜さんと同様に黒岳に戻り層雲峡へ下山することにした。6:04小屋出発。今日も快晴。昨日通った北海平で鳴ウサギの声を聞きシマリスを見る。北海岳まで昨日の道を戻り、紅葉の斜面を眺めながら北海沢へ降り、2回渡渉。少し登りなおして黒岳石室へ。テントは全くなかった。そこから先は初日の逆ルートで7合目登山口に10:08着。層雲峡で温泉に入り生ビールを2杯、更に旭川でラーメンとジンギスカンを食べ、また生ビールを飲んで、19:35旭川空港を飛び立った。

 

 遠方はトムラウシ・手前は白雲岳避難小屋(右手にテン場が見える)

 

 黒岳を見ながら、御鉢平から北海沢へ紅葉の斜面を降りる

 

 

 紅葉の斜面                              北海沢

 

シマリス(奇跡の1枚) ⇒