.4642         尾瀬・赤倉岳と大白沢山    52,3,4日 晴時々曇

GW恒例となった残雪を楽しむ山行は、尾瀬ケ原・猫俣川源流域を周遊した。

                    L加藤() 澤田 伊藤 相原 波多江 杉山 島田

 

 

前夜発で赤城高原SAに加藤・伊藤・相原車が集合し沼田ICから「道の駅白沢」で仮眠した。八重桜散る5/2朝、尾瀬戸倉第一駐車場に移動して山行準備を整えバス・タクシー共通券(\930)を購入しジャンボタクシーで鳩待峠に着いた。いつも思うが此処の雪の峠道に入ると尾瀬に帰った実感がする。

  

 

山の鼻から広い雪原を猫俣川沿いに遡上。左俣右岸尾根への取付きは相原さんに依頼、いつもながら旨いルーファン。

 

  

 

予定の1500m台にテント2張り設営しBCとする。休憩後に3人で梢越しに赤倉岳が見える稜線まで偵察に出た。

 

  

 

5/3翌朝、スズケ峰に向かうが樹林で遮られるのでスズ上部から尾根を下ることにした。

 

  

 

鞍部から仰ぐ赤倉岳が大きい、心配していた赤倉岳頂稜は雪融けで夏道が出ており簡単に通過できた。

 

  

 

越後駒から平が岳に至るご機嫌なスカイラインをバックに記念写真。

 

  

 

下山はスズケ岳に戻って三叉路から大白沢山を越える。雪が少ないので大白沢山へは観察した通り南面から澤田さんトップで直登した。

 

  

 

3年前の景鶴が大きく燧岳に重なるが、岩塔盆地の樹林がずっと濃い。大白沢山の東肩から南尾根を下り1700m付近で右手へ巻き気味に降りて行く。相原、澤田のルーファンは湿地帯(雪原)をかすめて1650mで右俣右岸尾根に乗った、GPS必携の芸当だ。

 

  

 

 

島田さんが対岸の尾根に我が家(BC)を見つけた。引き込まれそうになるのを修正して下降点1520mまで下り、左俣に降りた。谷は埋まっており対岸を100mほど上がり我らのBCに到着した。行動時間9hで大変に疲れた。

 

  

 

5/4翌朝は、午後から崩れそうな天気予報だったので早めの行動を考え、朝食はお茶と行動食で済ませテント撤収に掛かった。至仏山の足元を猫俣川に沿ってトップの相原さんが足早に引っ張っていく。

 

  

 

尾瀬に少しでも長居したい私はいつも最後尾。次第に明るくなる空に感謝しかない。

 

  

振りかえれば二泊したBCの尾根、猫俣川は尾瀬ヶ原をゆったり流れる。

  

 

山の鼻では燧岳が尾瀬ヶ原に君臨する。

鳩待峠から戸倉、5月の陽差しのなかお風呂に急いだ。楽しい筈の山行に人間関係のトラブルを持ち込んだ人達がいて後味の悪い山行になってしまった。

 

5/2 鳩待峠8:00…山の鼻9:10,20…猫俣川二俣10:34…左俣右岸尾根(1580m)BC11:40

BC設営、休憩の後12:55発で加藤、澤田、島田は稜線(1870m)まで偵察し15:帰着

5/3 BC6:20…スズケ峰南端7:42…赤倉岳(1959m)9:05,30JC11:47…大白沢山(1942m)12:20…右俣右岸尾根(1650m)13:50…下降点(1520m)14:45BC15:20

5/4 BC撤収発6:10…山の鼻8:05,15…鳩待峠9:28、 戸倉=鳩待峠往復ともJAMBOTAXIを使用し、戸倉で入浴・食事=往路帰京。 加藤帰宅17:頃             (加藤記)