個人山行     上州赤城山・大沼から黒桧山、駒ヶ岳 

             スノーハイキング 改め 日帰り雪山山行  

1227

                                 L加藤 妹尾 杉山

 

前週の谷川雪上訓練が前線通過で中止。そのまま雪踏みせずに年越しは無いと日帰りのスノーハイキングを計画した。年末までの好天が約束されて多少の積雪とアクセスと帰りの温泉があればベストということで上州赤城山をチョイス。

前夜23時、池袋を出発して関越道・前橋ICより、赤城山麓「道の駅ふじみ」に1時頃着きテントを拡げていつものセレモニーを軽くやって寝袋に潜り込む。

 

 

翌朝、仰いだ山は曇りだが、積雪ドライブで到着した大沼湖畔は地吹雪だった、明るいので国境稜線からの気まぐれ雪雲の吹き出しと思われる。

 

 

フードを深く被りオーバー手袋、スパッツであかぎ広場(1345m)を出発、雪の積もった湖畔道路を15分ほど歩くと黒桧山登山口。樹氷となった樹林の急登を辿っていく、振りかえれば結氷した大沼が美しい。

 

 

 

 

標高差500mほどを、頭上の樹氷の天蓋の間の青い空を目指して登る、強風は山陰に遮られて稜線まで至福の時間。山頂まで数分の分岐を左に行くと小広い黒桧山山頂(1827m)だ。北側の眺望は雲堤で視界不良、展望台まで2分の表示に往復するが視界も風も休憩場所にはイマイチだった。

 

 

分岐まで戻り先に行くと黒桧山大神の鳥居でここより200mほどの急下降が始まる。積雪は膝位の新雪なので時折、シリセードも交えながら快適に降りる。

 

 

 

 

降り着くと大タルミで南面で風向きが右手に変わるが、相変わらず風当たりは強く駒ヶ岳(1685m)を越えた緩やかな日溜まりで、ようやくランチタイムにした。

 

 

駒ヶ岳の端の下降点から大沼へ鉄製の手摺りや階段で一気に下り始める。杉山氏がアイゼン、ワカンを新調したので雪の溜まりでしばらく練習してから大洞の道路に降りた。

 

 

黒桧山を望むあかぎ広場の駐車場は直ぐ先だった。

風も収まり雪山実働4h30ほどの快適な周回コースだった。

 

あとは雪道を「道の駅ふじみ」まで降りて併設の温泉で温まり往路を帰京した。

 

参考:こちらの温泉も高齢者割引で半額の300円は嬉しい。

 

あかぎ広場9:00…黒桧山登山口9:18…黒桧山分岐11:10…黒桧山11:15,(展望台往復)11:50…駒ヶ岳12:36…ランチタイム12:40,13:00(アイゼン、ワカン練習)…大洞・登山口着14:20…あかぎ広場14:27,40