個人山行     山 梨  日 向 山

 

   6月14日(土)  伊藤

 

八丁尾根縦走の予定だったが、リーダーの足の調子が今一つなので、中止に。

週末出かけるつもりでいたので、金曜の夜甲府のビジネスに宿泊し、朝、日向山に向かう。

 

黒戸尾根にゆこうか、日向山に行こうか迷ったが黒戸尾根は以前登っているので、行ったことがなく、また下見の意味で日向山に向かうことにした。

駒ヶ岳神社との分岐を右に車で入って行くと、道はどんどん狭くなる。

登り坂のカーブもきつくなり、一人で不安なのも手伝い、あと3キロの表示のところで引き返した。元来た道を駒ヶ岳神社登山口に戻る。

黒戸へ行くか、まだ迷っていたがすぐに右へ日向山登山口の標識がでてきたのでそちらへ。

駐車場までの登りの途中でかもしかに出会う。

ちょっときついのぼりりのアルバイト。

駐車場にはたくさんの車が停まっていて、まだ登ってくる車が次から次へ。駐車スペースはいっぱい。

一人で来てもこれだけの人がいれば安心と・・

途中美しい落葉樹林の中を登ってゆく。単調のようだが何とも登山道の様子が美しいので写真を撮りながら進む。登山口から2時間少しで日向山到着。

 

 

今までとは全く違う白い世界が広がり、なかなかの感動ものだ。到着した登山者はみな歓声をあげるほどだ。期待していなかっただけにこの目の前の広がりは感動的。

八ヶ岳を見晴らし、甲斐駒を仰ぎ見る、山頂というより、真っ白な台地のような場所だ。

そして、登山者が多いのにもびっくり。

鞍掛山への稜線の岩場を見上げてきついなあ、と感じた。

ここに登るだけで結構消耗している自分が縦走なんてできるだろうか・・・と反省。

しばらく白い花崗岩の粒の上に寝そべりながら八ヶ岳の全山とぷかぷか浮かぶ青空の中の雲を眺めていた。

最高でした。

下りは滝の方へ回ることもできたが、美しい林の中をとっとと下ってきた。

茶屋で手打ちそばをたべ、立派なリゾート施設の中にある尾白の湯につかり帰ってきた。