No,4559

               稲子湯から天狗岳

201421,2日  

L妹尾 大石 正井 加藤 波多江

 

前夜リーダーの八ヶ岳山麓の山小屋で寝かせていただき、翌朝、R241を走り稲子湯に到着した。今日はメンバー5名、スキー場に向かう雪の林道をもう少し行ったシラビソ小屋への歩道に交わる入口に駐車スペースがあり登山口になっている。

 

   

 

今日は我々が一番乗りのようだ。身支度を終えゲートを越えて橋を渡る、歩きやすいトレースが続いており積雪は山靴が埋まる程度だ。青空にまっすぐの木々が映えて気分も高揚。1700m付近から山道になりジグザグに沢沿いに登っていく。

 

   

 

帰りのシリセードコースの下見をしながら2000mの台地に辿り着くと、まもなくストーブの薪の芳しい香りがしてシラビソ小屋に到着した。

 

   

 

みどり池が真っ白な広場になっていて、その上に青空をバックの真っ白な天狗の岩壁が仰げる。昔ながらの古い平屋の山小屋の背後に二階建てが増設してあるのだが目立たないところが良い。

 

小屋番の話しとか総合的に判断する。翌日の天候悪化、中山峠までトレースなし、時間配分から中山峠泊まりの本沢鉱泉への周回縦走の計画は中止にしてシラビソ小屋(2010m)止まりとした。

 

しかし晴天なのでそのままテントに潜り込む訳にもいかずとりあえず中山峠方面に行ってみることにした。

休憩し空身で出発する。本沢温泉分岐からは数日前に中山峠に届かず戻ってきたというパーティの足跡が雪に埋もれていた。1時間ほど膝下のワカンラッセルを楽しみシラビソの樹林のなか、峠への壁の直下(2330m付近)でUターンすることになった。

 

   

 

テント設営するが、強風もさることながら、風の吹き抜ける位置にテンバがあるのが気に喰わないが、幕営代を払えば真水をもらえるのとバイオトイレは有り難い。

 

   

 

翌朝、強風の曇り空から雪が舞ってきた。テント撤収して身支度を整え下山することに。行きに見つけておいたシリセードコースで遊ぶのも下山時のお楽しみ。気温が暖かく1700mを過ぎると小雪は雨に変わった。稲子湯の一番風呂(9時~)でゆっくりと温まり再び、往路を帰京した。

 

 

2/1 P発8:25…シラビソ小屋10:50,デポ休憩11:55…本沢温泉分岐12:052230m地点13:15(Uターン)…小屋着14:15、テント設営  晴れ・強風。小屋で水、トイレ利用 幕代@700/人

2/2 テント撤収出発8:05…稲子湯登山口9:1015=稲子湯9:20(入浴@600/) 

 

 

 赤色が今回歩いた軌跡です。