No.4552 鎌倉の紅葉を訪ねて 12月14日(土)
L.丹羽 SL.斎藤 井上 渡辺(浩) 細矢 矢口 木村
スタート地点の鎌倉宮では、地元募集のハイカーたちの団体数百人が続々と出発中。混雑を避け、予定のコースを逆行して覚園寺に回り、静かな愛染堂の境内で紅葉を鑑賞。
覚園寺・水盤の落ち葉 参加者全員集合
此処から百八やぐら沿いの遊歩道を登って「鎌倉アルプス」のルートに合流しました。ゆっくりと後続のハイカーたちに道を譲りながら、今日の最高地点大平山139mに到着、すぐ下の「天園」の広場で2時間かけて豪華なランチタイムを楽しみました。
楽しい天園のランチタイム 広場に全員集合
それぞれ持参のご馳走を頂いてお腹がいっぱい。此処は昔の六国峠、金沢八景に下る此の峠の上から、江戸時代には六つの国が見渡せたと言う景勝の地でした。明治に入って東郷平八郎元帥が此処に立ち「天園」と名付けました。素晴らしい鎌倉の海や、遥かに伊豆大島や富士山のパノラマを眺めながら、今日の目的地「獅子舞の谷」に下りました。
見上げるような紅葉の林 此処では紅葉を「見上げて」鑑賞
「獅子舞」は、さすがに鎌倉随一の紅葉の名所、時々女の子たちが妖精のように「ジェジェジェ」と叫びながら駆け下りて来る明るい林間を、頭から紅色に染まって進みました。ゆっくりと下って行く山道も、道に沿って流れる二階堂川源流の渓谷のせせらぎも、極彩色の落ち葉に埋め尽くされて全く「異次元」の世界、空気までもモミジ色の香り。
永福寺の遺跡に感動 歩き通した16,000歩。鎌倉駅に到着
間もなく、近年復元作業が始まった貴重な国の史跡「永福寺跡」に到着。隣接のゴール地点鎌倉宮に予定通り午後3時に帰着。今年最後の素晴らしい紅葉散策を味わう事が出来ました。
丹羽 記