No.4546
奥秩父縦走(甲武信~雲取)
2013年11月2日~4日
L八角、大石、吉浜
当初、計画を予定をしていた千曲川林道~甲武信は、出発時間が遅く、また歩行時間が掛かるため、計画を西沢渓谷~甲武信(戸渡尾根)に変更する。
11/2 晴れ
立川駅にて合流し、塩山駅8時30分発のバスに乗り1時間程で西沢渓谷着。身支度を整え10時前に出発する。周りの紅葉を見ながら20分程で戸渡尾根入口(徳ちゃん新道)に着く。ここから標高差約1,250mの長~い急登を登る。カラマツ林の紅葉の中、左側には急峻な鶏冠尾根を見ながら登る。40、50分おき位に、こまめに休憩しながら登る。
戸渡尾根入口 ひたすら戸渡尾根を登る
(ここから長~い登りが始まる)
戸渡尾根は下山するだけでも大変なのに今回は登り・・・先が長い。
2時間ほどで1,869mの合流地点着(徳ちゃん新道と近丸新道が合流する)。この先で大石さんが以前お会いしていた、単独の若い女性に偶然会う。さらに2時間ほど登り主稜線に着く。少し歩くと木賊山に着く。その先はガレ場の下りで甲武信ヶ岳が見えてくる。14時30分に甲武信小屋着。テント場は一杯、かろうじて4人用スペースを見つけて張る。
すぐに甲武信ヶ岳をピストンする。周りはガスで頂上からの展望はなし。テント場へ戻りその後はいつもの宴会。大石さんが偶然出会った女性に声を掛け一緒に飲む。金峰方面へ行くようだが、雲取方面に誘ってみる。8時に寝る。
木賊山の下りから見えた甲武信ヶ岳 甲武信ヶ岳山頂
11/03 くもり時々晴れ
4時起床、5時30分過ぎに出発。本日は将監峠までの長い行程。しかもアップダウンが続く。木賊山を巻いて尾根に出る。天気は雲が出ているものの青空も所々出ていて富士山も見えるが傘雲が出ている。さてどうなるか?
笹平から見えた富士山 破風山の上りから甲武信ヶ岳方面をみる
(真ん中のピークが甲武信ヶ岳)
笹平へ下り、破風山の上り。所々露岩で歩きにくい。破風山を越え下り、休憩していると単独の女性が追いついてくる。
我々と同じコースにするらしい。本日は将監峠までとの事。また後でと行ってしまった。雁坂嶺を越え雁坂峠へ下る。日本三大峠の1つである。
日本三大峠の1つ雁坂峠
水晶山、古礼山を越え雁峠へ下る。
古礼山での3人のリュックサック 雁峠
この先に多摩川、富士川、荒川の分水嶺の碑があった。
多摩川、富士川、荒川の分水嶺の碑 笠取山の急登
笠取山の急登を登り、その先でシカと遭遇する。再び下り。ゆるやかなアップダウンをくりかえし唐松尾山へ。
その先は所々ガレ場を横切り将監峠へ。途中、木にクマの爪痕があった。15時30分に将監峠着。その後はいつも通り。歩いている時は、時々晴れ間ものぞき雨は降らずに済んだが、夕方から雨が降り始める。
木に残るクマの爪痕 将監峠
11/04 雨のち曇り
3時30分起床、5時30分に出発。本日は雲取山へ登り鴨沢へ下る長い行程。昨日からの雨が残り霧雨模様。緩やかな斜面の単調な道を進む。飛龍山はパスし進む。雨は一旦上がるが雲取山手前まで再び霧雨模様。進む道も笹が生い茂り単調である。景色も全く見えない。12時前に雲取山へ着。
雲取山山頂
霧雨も止み薄日が差してくる。雲取山までくると人が多くなってくる。あとは鴨沢へ下るだけ。15時15分発?のバスに乗ろうと最後はスピードを上げ5分前に無事鴨沢へ下山する。バスにギリギリ間に合い奥多摩駅へ。
今回はL念願の甲武信~雲取山を縦走出来、またしっかり歩けるメンバーがそろい満足。
2日目、3日目と歩行時間が10時間と長くきつかったが奥秩父を十分に堪能する事が出来た。
大石さん、吉浜さんお疲れ様でした。