No.4518 日蔭名栗峰/ヤケト尾根から榧ノ木尾根
H25(2013)年5月25日(土)
L加藤 五十嵐 大石 佐藤 (旧会員・赤荻)
[新緑の石尾根北面のヤケト尾根から南面の榧ノ木尾根で奥多摩湖に降りた]
奥多摩駅発8:35の東日原行きバスは臨時便含めて3台が満員。車内で全員集合、久し振りの赤荻さんは旧会員だ。新緑の山々を見ながら八丁橋から日原林道を20分ほど歩いた。
八丁橋 下降点
下降点には通行禁止の札が下がっているが急坂を下り吊橋で対岸に渡った。落ち葉の積もった水源巡視路がジグザグ登りから山腹を巻きかけたので、ヤケト尾根の末端に取り付いた。吊橋が標高700m位で地図にない露岩の細尾根を急登すると900m付近で巻き道に合流。
吊り橋 ヤケト尾根の末端は地図に無い岩尾根
以降、尾根もしだいに広くなり薄い踏み跡をコンパスを振り振り追いかけ1100m、1450mで水平道と交差する。鹿糞と獣の足跡だらけでテープ赤布類が見当たらない(一個所のみテープ)。ブナとか広葉樹の新緑の元、フカフカ落ち葉を踏みしめていく。
巡視路を辿る 鹿糞と獣の足跡だらけの
1500m付近から枯れたスズタケの藪に突入した、獣に踏まれた切り開きを捜しながら高みを目指して行くと突然、視界が開け芝草の石尾根(1710m)に飛び出した。日蔭名栗峰の東端で山頂は5分ほど先だった。
枯れたスズタケの残骸の藪 獣達に踏まれた切り開き
ヤケト尾根ゴールのトラロープ 日陰名栗峰の東端(1710m)にて
冷たい雲に追われるように石尾根を戻り巻き道から榧ノ木尾根へ下った。折角の緑色の天蓋も曇り空では光が乏し過ぎる。倉戸山から950m点の東尾根を下る。
巻き道・榧ノ木尾根分岐 倉戸山
暗い陰鬱なふわふわの急斜面を下り700m位で右手に折れると視界が開けた。フェンスの扉を開けると大麦代トンネル上の公園の一角だ。真下の奥多摩湖BSまでまもなくだ。
フェンスを抜けると公園の一角 奥多摩湖を見下ろす
東日原9:10…八丁橋10:12…下降点10:30…吊橋10:34…ヤケト尾根末端取り付く…巡視路に合流(900m)11:23…1247m台地12:25…1500m付近スズタケ藪開始…石尾根1710m付近14:02,20…日蔭名栗峰14:24,30…巻道・榧ノ木尾根分岐15:21,30…倉戸山16:21…950m点東尾根分岐16:46…公園フェンス17:07…奥多摩湖BS17:36着,18:04=奥多摩駅18:15着
(記 加藤)