NO4487
鳳 凰 三 山
2012年10月27日~28日(前夜発)
L:妹尾、古田、伊藤、大石
●10/26
*京王八王子駅20時に集合後 伊藤さん運転の車に乗り込み出発。
*今夜 またまた泊めて頂く古田邸に23時頃に到着。
*軽く乾杯し 翌日の準備をし 24時30分頃に就寝。
●10/27
*5時起床。奥さまにコーヒーと日本茶をサービスして頂き朝食を摂った。
*5時40分過ぎに古田邸を2台の車で出発。古田さんは軽トラ。
*約1時間で青木鉱泉の駐車場に到着。
*駐車場から軽トラに乗り換え「薬師岳」中道コース登山口に向かう。
➡当初はドンドコ沢を登り1泊目が鳳凰小屋の予定であった。ところが
28日の天気予報が思わしくなく逆コースを登る事になった。
*中道コースを出発したのが7時。
*標高差1,500Mを登る!
➡地図では登山口から薬師岳までの所要時間は4時間30分となっているが誰が書いたのか指導標識には6時間30分と上書きされていた。
*最初からジグザグの急登だが 10月末にもなると冷たい空気が心地良い。
*静かな道は針葉樹の紅葉・カラマツの黄葉に何とか間に合った感じ。
*登山道は 急な所と比較的緩やかな所の繰り返しで12時30分頃 頂上着。
➡中道は下山に使う登山道らしく単独・2人連れ・5~6人グループ他 数組とすれ違った。御座石鉱泉や青木鉱泉に車を置き 薬師岳小屋・鳳凰小屋に泊まったのかと思われる。
*薬師岳からの眺望は得られなかったが 二山目の観音岳では“さぁ~”とガスが切れ 花崗岩の山容にゴロゴロとした岩が映える。岩稜が異様な感じに立ち並び 見たことがない風景に息を飲む。まるで磨崖仏の林立だ。
*観音岳を後にし すぐに鳳凰小屋への分岐 そこから赤抜沢ノ頭まで30分
の標識がある。今日の歩きの残り時間を指折りする。しかし・・・・・。
*30分がこんなにも長い!!!
*結局 赤抜沢ノ頭までの所要時間は1時間。
➡地図にも30分とあるが 本当かと帰宅した今でも思うくらいだ。
ただ途中 岩を抱え込んだカラマツの黄葉と枝振りが見事で 何十年も
生きている盆栽の趣は「一見の価値がある」と言えるだろう。
*赤抜沢ノ頭では 今まで姿のなかった地蔵岳も現れ三山を目にした事になる。
*賽の河原に下り 砂地の道を鳳凰小屋に向い テントを設営した。
➡テント代は1人¥800- ビールは1人に1本と決められ¥600- 歩荷で運んでいるとの事で「ありがたく」飲ませて頂いた。
*アルコールとつまみに話も弾み 夕食は妹尾リーダーがご担当で カレーが疲れた体に染み込み 満足・大満足。
*見上げると月もはっきりと見え 深夜には星も煌めいていたらしい・・・。 明日の天気に期待をし 20時に就寝した。
●10/28
*明け方 ぽつぽつと音がする。昨夜は月も星も見えたはずだが・・・。
*今日は下るのみ。ゆっくりと起床し 今朝もリーダーご準備の朝食を頂いた。
*テントを畳み終え 出発する頃になると雨が雪に変わった。
*雨具を着用し歩き始めたが 一瞬にして山全体が雪景色。
*初めは緩やかな道だが「五色滝・白糸滝 等々」滝が続く登山道は手強い。
*ドンドコ・ドンドコと沢を下り4時間で青木鉱泉に到着となった。
*中道登山口に置いてある軽トラを取りに 伊藤車に乗り換えて再訪。
*汗と雨雪で濡れた体を温めたく 韮崎市に向かう。
*古田さんも初めての“旭温泉”でサッパリする事が出来た。
➡見た目は小さい建物だが 湯船の大きさにはビックリ!「ぬるめ」だが
源泉かけ流しとの事。地元の温泉の雰囲気がいっぱいのお湯だった。
*ここで解散となり 古田さんは真原へ 私達3人は高速へと向かった。
●鳳凰三山へは3回目となったが中道コースは初めて。稜線上では景観を得られなかったが 時々ガスが切れた瞬間は「ご褒美」を頂いた。素晴らしい三山でした。それにしても やっぱりテント山行は文句なく楽しい!!!
記 大石