No.4464
                  

                信州峠 から 飯盛山

2012年6月3日 
 

L古田 山野 伝田 大石 加藤 

甲斐駒山麓の古田邸に前夜集合して、軽く宴会し シュラフへ潜り込む。翌朝は雨降りの心配が外れて晴れ間が見えている。奥さまのお味噌汁をいただき6時過ぎに出発した。軽トラと軽ワゴンに分乗して須玉からみずがき湖、黒森、信州峠(1470m)6:57。身支度して新緑の峠を7:10出発した。



最高峰の横尾山まで1時間30分の道標に導かれダケカンバやミズナラの新緑の登り道が始まる。カヤトの原で視界が開け、雲は多いものの初夏の爽やかな尾根 歩きだ。

 



横尾山(1818m)から道は踏み跡程度になる。両側が自然林で膝上位 の笹に覆われた尾根筋を下り、登りにかかると大きな岩塊(トウフ岩)が ありこの先で尾根が左に折れる。一応木賊の頭まで往復したが見晴らしは無かった。分岐の新しい道標には、鞍骨山(木賊頭?)←→飯盛山とある。笹尾根を100mほど大下りをして一旦1650mに降り、登降繰り返し急登の末、辿り着いた狭いピーク の槍(1720m)には補助三角点が あった。

  

甲信国境尾根と槍

 笹尾根の登降

県境尾根は右手に曲がる、見通しが利くので助か るが視界不良時は迷うところだ。三沢の大タル(1580m)と呼ばれている広い鞍部も頻繁に赤布が付いてる。丸山手前の急登には何故か突然、木の階段があった。登りついた丸山東端から 県境尾根は南に折れるが、丸山の西端で視界が開け左手が平沢牧場か。

 牧柵と遠くに飯盛山

行く手に飯盛山の三角がいよいよ近づいてきた。 行く手をフェンスに遮られ柵沿いに右手に下って行く、扉を潜って柵の内側を歩いたり、外側に出たり。飯盛山の手前1620mの草地では自然に腰を下ろしてランチタイムになった。 あちらでは人混みで落ち着けないし、皆の顔が納得していた。

足元にはスミレに混じってサクラソウのピンクが 可愛らしい。

  来し方を

飯盛山の分岐で初めてのハイカーに出会い、山頂(1640m)には12時に到着、集合写真のシャッターをお願いして清里方面へ下る ことにした。行く手には数10人の中学 生の集団が登ってきたものだから。平沢経由で1時間少々でゴーストタウンのような街を横切り清里駅に13:20着。



最新昭文社地図で78時間行程のところ6時間で歩いてきた。ルートは予想外に歩きやすく、このあとは、車回収するのに信濃川上からタクシーで信州峠に。その後立ち寄 り湯の韮崎温泉「ゆーぷる」で汗を流し、穴山で解散した。

信州峠(1470m)7:10発…横尾山(1818m)8:25…とうふ岩9:10…木賊分岐

9:15,9:30…槍(1720m)10:00…丸山(1665m)10:40(フェ ンス沿い)…飯盛山

(1640m)12:02…清里駅13:20着。