No.4455      源次郎岳~恩若ノ峰(南大菩薩)

2012.04.01

L山野、SL古田、小山、大石、波多江、五十嵐、伝田

  嵯峨塩館の前が登山口(左手)

     春の木漏れ日に包まれて快調に進む面々

快晴。甲斐大和よりタクシー2台に分乗し嵯峨塩館へ。その前が登山口で身支度を整え9:00出発。いきなりの急登、やがて傾斜がゆるやかになり、気持ちのいい雑木林の中を進むと嵯峨塩深沢林道にぶつかり、一本入れる(9:23―40)。

  嵯峨塩深沢林道にぶつかる

寒くなるとの予報だったが、風のないポカポカ陽気で早くも汗をかく。さらに20分ほどで下日川への道と合わさり(10:00)、富士山の展望のいいピーク(1500m地点)を過ぎて少し下ると源次郎岳に着いた。かつては木に囲まれ山頂の趣はなかったが、今はすっかり伐採され明るい広場になっている(10:20―40)。

北西方面が開けており山頂らしくなっていた(源次郎岳)

 しばらく休んでいるとすぐ冷えてくる。標高差250mの急な下りにかかる。道は一気に細くなり、途中、大きな岩を左に巻く箇所がある。ロープが張られているが緊張する。慎重に下り鞍部でひと息つく。源次郎平と思われるが標識はない。休まず進み1200m地点で一本入れる(11:20―40)。

  まだ先は長い(1200地点)

雑木林のエンドレスの道を坦々と進む。途中、2つのピークは巻き道になっていた。3つ目のピークも巻き道はあったが、直登すると恩若ノ峰で手書きの標識が立っていた。杉に囲まれており展望はない。陽が差しているのが取り柄、ゆっくり休む(12:20―40)。

   

展望はないが明るいのが救い(恩若ノ峰)             山頂を示す手書きの標識

  果樹園越しに大展望を楽しむ

赤テープに従ってつづら折れに下ると果樹園に出て(13:10)、その向こうに塩山の街並みと南アルプスの大展望が広がっていた。ここまで誰にも会わなかった。塩山駅に13:47着。全員で塩山温泉にて一浴し、穴山駅へ向かう古田さんと別れて帰途についた。(伝田 記)