山雀No.4431
笹子 お坊山
2011年11月13日
メンバー:加藤 伊藤
米沢山北尾根からお坊山・東峰南東尾根を下山
甲斐大和駅からR20を20分ほど戻り笹子トンネル手前の道の駅の裏手の林道から、米沢山北尾根に入
る。標柱(鉄塔207号)から落ち葉の斜面にジグザグの巡視路の道形があった。北面のせいか、まだ紅葉
の彩りが残っており朝の陽差しに輝いている。
前日の雨でしっとりフカフカ感触の気持ちの良い登りだ。巨大鉄塔No,207の脚部に到着。この辺りか
ら尾根も狭く険しくなり、頭上の冬枯れの木立の間にお坊山とトクモリの山陰が見え隠れしている。
苔のついた岩尾根の左基部に踏み跡があったので、そちらに逃げたら、結構緊張のトラバースを強いら
れた。四つ足の連中のルートだったのかもしれない。
コブをいくつか登ると米沢山の山頂に着いてしまった。4,5人が休んでいて、どこから来たのかなとい
う顔をされた。お坊山には13:00着だが空腹を抱えて先に行く、南アルプスも雲がかかって遠望もない
し、狭いし、当初より南東尾根で休憩と決めていたのだ。
東峰の気分の良い枯れ草の上で1時間もくつろいだ後、すでに冬の陽差しに寒気を感じながら西日に追
われるように南東尾根を駆け下りる。魅惑の散歩道は次の機会にしてコンパス片手にヤブを分けながら、
夏台風で荒れた急な尾根を下りる。
ところが入道山付近の緩い台地で油断して南に引き込まれ、伊藤さんの警告でGPSを覗いたら明らか
に方向違い、失敗失敗。
いつも不明瞭な尾根末端部は、踏み跡を付いて行ったらスンナリ笹藪を潜り抜けると吉久保・原集落の
農家の前に出た。
道の駅9:57…標柱10:04…巨大鉄塔11:06…米沢山12:15…お坊山13:00…東峰13:10,14:10…入道山15:08…吉久保16:04…笹一酒造16:30