No.4383    富士山の眺めが素敵な倉見山

2011.03.06

L石井、中川、佐々木、正井、加藤(雅)、伝田

 

登山口の墓地で身支度をしていると、おばさん(右写真の右端)がお茶とお菓子や漬物を出してくれた

晴れ。富士急行「東桂」駅から20分ほど歩くと右手に見えてくる広い墓地の中ほどが登山口で道標が出ている。身支度をしていると、赤のフリース姿のおばさんがお茶とお菓子や漬物を出してくれた。聞けば、この墓地の前に住む方で「気分がいいときにそうする」とのこと。遠慮なくご馳走になり、山道に入る。いきなりの急登。ひと汗かいた800m地点で一本入れる(10:44)。木々の間から東桂の街並みが見える。

 

ひと汗かいて一本(800m地点)                        雪は浅いが凍っていた(1200m地点)

送電線の下を経ると(11:03)ゆるやかな登りとなり、1150m地点から再び急登で雪道となる。浅いが凍っている。アイゼンを装着。行く手には倉見山が覗き、右手に三ツ峠が大きい。三ツ峠駅への分岐標識を見てさらに登ると土道となりアイゼンを外す。ほどなくして山頂に着いた(12:24)。数パーティーが腰を下ろしている。我々も傍らで大休止。南面に笠雲を冠した富士山が裾野を広げていた。

記念撮影を済ませ向原峠を目指す。少し下った地点で再び富士山を望む。山頂よりも雄大だった。

 

ベテラン勢もまだまだ頑張っている(山頂)        期待に違わない富士を見る山だった(写真:加藤氏)           

 ここからの舗道歩きが長かった(明見根元神社の上)

急坂を下る。杓子山と分ける向原峠を通過し(13:27)、やや荒れた道を下り続けると明見根元神社の上に出た(13:48)。ここから舗装道となり辟易しつつ「寿」駅に着いた(14:50)。電車待ちが1時間弱。駅前のコンビニで買ったビールで喉を潤した。(伝田 記)