山雀No.4371                     

           奥多摩 六ッ石山

                              20101225

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タル沢尾根より石尾根をまたいで、ハンノ木尾根を境橋に下山した。

 

東日原で下車。ほぼ一杯の乗客を見送ってBS前の階段を下りて谷底へ降りて行く。日原川向かいの尾根のうち手前の岩場の見えるのがカラ沢尾根でカラ沢を挟んで向こう隣のタル沢尾根で石尾根を目指す。吊り橋(日原橋)で右岸に渡りさらに谷沿いに100m弱下り、右に植林の作業道が分かれる。

100mほどの急登で開けると左下からモノレールが上がってきていた。参考コピー(松浦本・静尾根)に記載されているタル沢乗越のカラ沢尾根への目印には気づかなかった。左に回り込んでいくレールを見送り右手の尾根すじめざして、HTを先頭に急斜面を登り露岩の尾根に辿り着く。尾根伝いに上るとレールも追いついてきた。あとは1000m上付近までレール沿いに落ち葉で埋まった尾根を登っていく。860m付近ではコドラートと書かれた看板(植林調査の施設)があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石尾根の北面は冷え切っておりゆっくり休む気にもならない。その上には古い鹿除けフェンスが続き植林帯が終わると冬枯れの明るい自然林の尾根が石尾根に続いていた。途中、カモシカが眼下を走り抜けたり山仕事のない時期は静かな山域だ。目の前に立ちはだかった斜面を登り切ると右手木立のなかに黄色い保安林の立て札があり将門馬場に着いた。

 

 

広い平らな木立を少し東に行くと石尾根の縦走路が南側から合流した。六石山山頂(1478m)は縦走路から少し戻って一登りする。日当たりは良いのだが強い北西風が吹き抜け寒くて腰を落ち着ける前に記念撮影をした。早々に昼食を終え、水根コースを降りる。

 

 

 

 

 

ハンノ木尾根は1300mの分岐から東に延びる尾根だ。しばらく防火林の切り開きを気分良く下っていき、電波反射板(1120m)を過ぎ950m辺りからは伐採跡の背丈を越えるススキ原を突っ切り下る。

フェンスで囲われた耕作地がありフェンス沿いに降りると古いモノレールに出会う。奥の民宿(?)のものか不明、話しに聞いていた猛犬?にも出迎えられることなく廃屋風の家並みを抜け境集落に出た。境橋BSでは定刻を少々遅れてやってきたバスに乗ることができ、5分ほどで奥多摩駅に到着した。

東日原9:05…吊橋9:19(タル沢尾根)…モノレール9:48…将門馬場12:00…六石山12:35,13:10…ハンノ木分岐13:29…境橋BS15:00