No.4364 

小江戸川越の夢散策とホームパーティー 

[期日] 11月13日(土)

 

[山域/山名] 川越市内 タウンウォーク

[メンバー] リーダーIN AS MK HK NM JS EI

        HP直行 YI SM HS

 小江戸川越ウォーキング大会の開催日と重なり、川越駅は長蛇の列、一緒に参加申込みをして出発した。地域熟知のYIさんが予め用意した裏町を歩き「川越八幡宮」に到着、七五三祝いの家族たちと共に参詣。次の目的地天台宗「中院」に入って紅葉を楽しみ、釈迦堂前の銀杏の木の下で集合写真を撮った。

1,200年の歴史のある中院には、開祖円仁大師由来の「狭山茶発祥の地」の石碑、文豪島崎藤村が義母に贈った茶室「不染亭」があり、それぞれの由来を示す説明文があった。「日本庭園は気持ち良く手入れされていて、さすがに古刹の風格。

川越中院入り口の鐘楼門

 

中院釈迦堂の前

次の訪問先、隣接する「仙波東照宮」は、小規模ながら随神門、石鳥居、石段、極彩色の唐門、拝殿、本殿と全てが一直線上に揃っている上に、大名寄進の大きな石灯籠が並び、日光、久能山と並ぶ「日本三大東照宮」と感心した。社殿の一帯はなだらかな丘陵で、樹林の紅葉に心が洗われるようだ。瑞垣の前のゴンズイの真っ赤な実に、しばし心を奪われて放心状態だった。川越はスゴイ。

仙波東照宮隋神門にて

 

仙波東照宮唐門

 

此処からの庭続きで、池などを見ながら歩くと、そのまま「星野山無量寿寺喜多院」に入る。いわゆる川越大師で、中院と同じ1,200年の歴史のある古刹だが、兵火や大火によって何回か消失した過去がある。中興の祖、慈眼大師天海僧正によって再建され、徳川将軍家の莫大な援助を受けて今の規模になったと言う、まさに起死回生を象徴する大きなパワースポット。

 

ウォーキング大会の立ち寄り地点に加えて菊花展を開催中で結構な人出だが、広い境内は大勢の人影を飲み込んで混雑を感じない。境内一巡の後春日局由来の客殿、書院、庫裏に入った。客殿奥の仏間にある数体の仏像の一体に、「なーに、この仏さまは?」と、Sさんからとっさに出た疑問、天海僧正百四歳の等身大の像だが、いかにも異様(撮影禁止で残念)。更に建物の内部を見学して江戸時代の生活を体感した。

 

続いて同じ境内にある五百羅漢の石像を見学、この中には自分と同じ像があると言われているが、これがその候補者。

ヒソヒソ話

 

寝そべって

 

川越不動の前の店で川越うどんの昼食後、蔵の街中心部の人混みの中に入った。シンボルの時の鐘は高さ16メートル、奈良の大仏と同じ高さで、周囲の街路を見下ろして立っている。それぞれ川越芋の土産店を探し、菓子屋横丁でまたまたお買い物、やはり目が移ってなかなか歩けない。ようやく街並みを外れ大正ロマン通りを抜けて、ウォーキングのゴール、新設されたスポット「蔵里」で参加記念品を貰って小休止。

ここで、コースを省略した川越城の周辺に行ってみようと衆議一決。再出発して、一気に見落とした名所旧跡の全てを見学。(さすが山雀の仲間たち)

 

川越芋の八百屋さん

 

 

時の鐘

 

 次いでYIさん宅を訪問、直行組と合流して秩父の山を眺めながら楽しいホームパーティー。手作りの豪華なお料理と次々に現れる銘酒、尽きない歓談に、時の過ぎるのも忘れて大ハッスル。徒歩2万歩の間、語り合い、笑い合い、感銘を受けて最後に満腹。満ち足りたタウンウォークだった。                                     (I N 記)

きのこ、ちくわ入りラザニア

 

並んだご馳走とワイン

 

楽しいひと時