No.4340
御神楽沢から会津駒ヶ岳
2010年 7月 17.18.19日
前日夜、荻窪を出発、いつも仮眠する道の駅が見当たらない。2回ぐらい往復して探したが見当たらない。仕方なく会津駒の駐車場まで走り、そこで仮眠。
17日 朝 7:50出発。快晴、順調に駒の小屋、中門の木道の終わりまで行き、そこから藪に突っ込む。この頃から雨が強くなりその後、雷も鳴って夜までやむ気配が無かった。最初はかすかな踏み跡が合ったが、すぐ根曲がり竹の藪に。地図、GPSを頼りに尾根を南東へ下り、大分してから、水流にあたる。ちょろちょろの水が、そのうちに流れがはっきりしてきた。ずっと、石と泥の急な下りをどうにか下り、やっとの事で18時前に御神楽沢に合流した。タープの小屋掛けをして終了した。
駐車場7:50−11:10駒の小屋−12:25中門の木道の端 沢装備−根曲がり竹の藪こぎ15:00−水流が出る−17:45御神楽沢出合
駐車場で身支度 登山口
会津駒が見える 休憩中
駒小屋が近づく あと一息
人の多い駒小屋前 中門岳を目指す
2日後、この辺りに登って来るはず イワカガミ
チングルマ ハクサンコザクラ
中門岳 沢支度して、さあ張り切って行こう
藪の中で一休み 現在位置の確認
足元の小さな流れがはるか下へ やっと宿が出来た
18日 今日は1750mの二俣までなので、ゆっくり釣りでもしながらと、歩き出す。沢が大きい。雪渓も残り、岩も大きく上がったり下がったりなかなか疲れる。天気もよく、きれいな沢だ。
タープをたたんでさあ出発 明るい、大きな沢だ(当初の下降沢の合流点)
30mのナメ滝 記念撮影
まだ余裕はあった お次は雪渓
ザイルで確保して歩きました
釣り支度 ベテラン釣り師
釣れました 大きい尺物も釣れました
雷光の滝 滝の前で記念撮影。しかしこの後・・
ここまではよかったのですが、その後の泥壁登りは、急登と、根曲がり竹との格闘のため、写真は無し
ザイルを出したりしながら順調に進み、途中より竿を出す。尺物も連れた。最後の滝を巻くため、踏みあとのある右の泥壁を登るが、いくら登っても尾根に着かない。ほとんどが根曲がり竹との格闘。指に力が入らない、足はつってくる。そのうち暗くなってきて、やっとの事で、尾根の上でビバークする事にした。
出合8:00−ムジナクボ沢13:30−釣り始める−16:00高巻始める−20:40尾根筋ビバーク
19日 数回の懸垂下降、やっとの事で沢に戻った。まあ、無事戻れたのでよしとしよう。休んでいると、後ろから7-8人のグループが追い越していった。袖沢からとの事、みんな若いので早い。
ビバーク明けのタープの下 さあ、出発。早く沢に戻りたい。
沢に合流し、やっと一安心 ハクサンコザクラ
記念写真も やっと、上の木道に、駒の方向を見る
もう穏やかなきれいな流れ、快晴、すばらしい。1890mくらいの所で、本流を分かれ右の中門との尾根道に出ようと、右の流れに向かった。これが、功を奏して、階段状の水流に沿って登る。なかなかきつい。水が消え、踏みあとらしき跡を忠実に、根曲がり竹をかき分けて進むと木道に出た。1時間弱の藪こぎで尾根に出た事はすばらしい。すばらしいルーハンだった。ここでハイカーに変身し、3時間弱で駐車場にもどった。3日共よく歩きました。
知っている花にも出会いました。ハクサンコザクラ、チングルマ、イワスゲ、イワカガミ、ツガザクラ、シラネアオイ等々。知らない花もいっぱい。
尾根筋6:00−7:20沢に戻る−10:20本流を外れる−12:15木道−16:10駐車場