No.4322

      八ケ岳 天狗岳〜硫黄岳

2010 4 1718日(前夜発)  

 

前日夜、西国分寺を出発、びっくりする雪、大月辺りでは高速で圧雪、この季節考えられない。
17日】朝 910 の小海線の始発に乗り込んだが、始発でもあり最初から、雪で倒木が線路をふさぎ 1時間おくれる。

 

  電車の窓から

 

タクシーで稲子湯へ、タクシーもチェーンをつけており、乗り心地は最悪。稲子湯で 20-30cm の雪。本沢温泉へ数人が行ったため、足跡はある。ゆっくりとみどり池、そこからトレースがあるようなないような。

 

中山峠直下             

 

中山峠の前では急な雪面をどうにか這い登る、なかなかヤバイ。14:30 どうするか、幕場はあるか、なければどうしようもないので、ここで今日は打ち止め、明日早出とし、テントとする。
道から見え難い林の中のすばらしい場所にテントを張る。今日も澤田さんが食当、野菜にかしわ、和食、あげを焼いてビール、焼酎と話しが弾む。暗くなって直ぐシュラフに入る。
18日】3 時起床、5時半出発。根石岳に向かう。快晴。今年は天気に恵まれている。
風が強く、寒く、真冬の八ヶ岳だ。天狗岳の手前までトレースがあったが、その後は、悪くても膝下くらいの新雪でノートレース。じつに良い。アイゼンがよく効く。天狗岳では快晴、360 度の展望。ゆっくりしたいが寒い。

 

  

天狗岳からの展望

 風が強く、寒い

 

その後、展望を楽しみながら根石岳へ、少し下って根石山荘までテントがはれる場所はない。中山峠で大正解。
天狗岳、根石岳の一部ですこしヤバイ所も有ったが、まあ想定範囲内で問題はなかった。
そこから、樹林帯に入り、夏沢峠。あと一歩で硫黄岳、頑張ろう。しかし、どんどん登る。2 人の後をついて行くが、離れも、縮まりもしない。なかなか着かない。非常に疲れやっとの事で、硫黄岳に到着。(1050着)
2
人も相当疲れていたとの事、やはり同じか!

 

硫黄岳で記念撮影

 

風は強いが、穏やかな登山日和。やっと旗を出して、記念写真、と展望を楽しんだ。
後は下るのみ、2人に遅れに遅れながら、赤岳鉱泉に着いた。その後は、下山道、美濃戸までどうにかたどり着いた。(1520着)

タクシーで茅野に着いて、カレー屋で打ち上げ、すばらしい山を振り返った。
桜が満開で、いたるところどこの神社でも御柱祭をやっているとの事、興味深い話しが聞けた。