No.4299  

12月19・20日 谷川岳 改め 四阿山往復

 L:深津、澤田、金原(み)、長谷川 + 日帰隊:加藤、井上龍(み) 

 

当初は天神尾根〜谷川岳往復の計画だったが、強力な寒気団の南下により、あずまや高原〜四阿山往復に変更。18日の夜、荻窪駅(深津車)と高円寺駅(加藤車)を出発し、上信越道・甘楽PAで1時ころ頃合流、仮眠。夜半に雪が降り出し、寒気の強さに改めて驚く。

【19日】朝起きると快晴。朝食を済まし移動。あずまや高原ホテル・駐車場(1450m)9時20分着。曇り小雪。身支度を整え9時40分出発。

林道を経て、牧柵沿いに進み、牧場内に入る。新雪が脛から膝程度に積もった牧場を進むと、上空薄曇り。ゆったりした傾斜の牧場正面の四阿山は雲の中。時折の青空に点在する木々の樹氷が美しい。11時45分、深津リーダーの決断により本隊はBC設営。頂上は明日目指すことになり宴会モードに移行。日帰隊はそのまま北上、積雪が膝越えとなりワカン着用。若い井上さんが先頭にラッセルして1800mに達したところで引き返すことにする。折り返し点でツェルトを張り、昼食。(12:50-13:30、温度計−10℃(±数℃?))14時ころBCに戻り、日帰り隊は帰路へ。夕方より本隊は本格的に宴会突入。定番のキムチ鍋に最後はおじやを楽しみ、17時消灯。

 

全員整列、我々はこれより雪山へ向う!!                      新雪が積もる牧場を山雀隊は進む

 

時々青空が広がる                                     青空の下、樹氷が美しい

 

標高1800m付近にBC設営、本隊は宴会体制に移行。(日帰り隊は・・)     日帰り隊:井上さんはワカンで更に進む

 

ツエルトでウイスキーを楽しむ。(日帰り隊昼食中)                  やる気はあったが時間が足りなかった日帰り隊

 

時間はあったが、お酒の魅力に負けた本隊:深津リーダーのお見送りの図     去り行く日帰り隊

 

【20日】夜トイレに起きると満天の星空。西の方角の遠くの山では、雷が光る。起床後、朝食の煮込みうどんにテントの中に置いてあった生卵を割り入れようとしたら、凍っていた。朝食を済ませすっかり明るくなった6時35分に1730mのテン場を出発。歩き出してすぐに朝日が顔を出す。今日は良い天気だ。なだらかな四阿山も良く見える。昨日の日帰り隊のトレースを歩いているうちは楽だったが、標高1800m付近でトレースも無くなり、ラッセル開始。雪は徐々に深くなり、深い所では腰付近まで潜ってしまう。トップを順番に交代しながら進む。標高があがり徐々に樹林が薄くなる。稜線が近づき、風が当たる場所は雪も少なく歩きやすい。このまま頂上へ行けるかと思っていたが、頂上手前は平坦で再び樹林が現れ、雪も深くなってしまった。オマケにガスがあたりを包みだし、展望も無くなってしまった。結構疲れてきたので、「展望が無い頂上へ行っても仕方ない。」という理由により、950分標高2250m付近をゴールとする。標高差520m登るのに3時間20分費やしていた。会旗を出して記念撮影を行い10時に下山開始。下りはあった言う間で1110分にはテン場に戻る。撤収作業を行い、1145分牧場を下りだす。1220分に駐車場。深津さんの車に乗り込み温泉を目指す。

 

  

朝日が昇る、今日は良い天気。                             四阿山方面      

 

男同士がクッツイテ何してるの?(ハイ、ラッセル中です。)             振り返るとトレースが長く続く。

  

雪が深くなかなか進まない、樹氷を眺めながら登る。                稜線が近づいてきた。                                  

  

9合目のお社                                       頂上手前は平坦だが、そのため雪が深い。あと一息で遂にギブアップ

     

テントを撤収し牧場を下る                                             (オマケ)深津リーダーの○年前の勇姿。