No.4294                           山行レポート

           奥多摩/タワ尾根 (スズ)坂ノ丸

期   日]2009年11月15日

[山域/山名]奥多摩・篶(スズ)坂ノ丸

[状   況]タワ尾根の篶(スズ)坂ノ丸にオロセ尾根から訪れ、ミズナラの巨樹に会う

[メ バー]L加藤、佐々木、長谷川、正井、大園

東日原を出発(9:10)。村はずれから青空に稲村岩が錦に染めて山肌を見せている。八丁橋のゲートで一休み(10:00,10)していると賑やかな団体(我孫子のオバサン達15)さんがやってきた。嫌だなと思っていたら、案の定、同じコースだとか。

林道は対岸に渡りヘアピンカーブを重ねて高度を稼ぐ、日が当たり山は見事な秋色に染まっていた。三つ目のコーナーを過ぎて石垣に木の階段(10:40)があった。これがオロセ尾根の入口だ。しばらくは杉林の手入れされた山道だ。杉林が切れると自然林。すでに落葉した裸木の尾根が続いており、踏み跡はたっぷりの落ち葉で埋もれている。小枝に巻かれたビニルテープが目印、1200m付近ではっきりした道が左手へ巻くがこれは作業道。

落ち葉に覆われた気持ちの良い台地で寝ころんでいたら突然、大きな犬が現れた、猟犬かな、首輪をしてるし尻尾を振って友好的だし。そのうち木陰から飼い主(猟師)らしきも現れる。盛んに呼び寄せるが振り向きもしない。猟師はシビレを切らし降りてきて犬を叱りつけロープを結びつけて行ってしまった。

さらに落ち葉の斜面を登ると篶(スズ)坂ノ丸に着いた(12:30)。倒木の陰で紅茶を沸かしたり昼食タイム、H君はお馴染みのフルートを取り出す、満ち足りた時間。13:05腰を上げ篶(スズ)坂ノ丸を後にする。コンパスと地図を睨みながら歩くタワ尾根だ。金袋山(1325m)も確認して人形山(1176m)(山名板無し)にかかる。人形山の南東側に尾根が分かれ源頭の凹地のような地形のところに怪物が居た(13:45)。南方に背を曲げたように幹周り7.5mのミズナラの巨樹だ。名残惜しみながら後にする。落ち葉道を辿り一石山(1007m)(14:15)の少し先の分岐より左下・日原へ降りる。ジグザグに急坂を下りて岩壁の基部を降りていくと小川谷林道に出た(14:50)

  村はずれから稲村岩

 八丁橋

 孫惣谷林道秋色

 冬枯れの落ち葉斜面を

 腹へった

 叱られて

 スズ坂ノ丸山頂 1456m

 お元気です

 いつもの音色が

 金袋山1325m

  ガスったら分からん

 怪物がいた。幹周り7.5mのミズナラ 

 一石山からジグザグに

 小川谷林道着