No.4271                         平成21711日(土)

         寂ショウ尾根から 滝子山

L相原、深津、小山、初貝夫妻、伝田

曇り時々薄日。集合時間になっても深津さんの姿が見えない。「寝坊したのかもしれない」ことにして、笹子駅を8:40に出発。蒸し暑い。庵のある登山口(表示がなく初めての方はわかりにくい)に着くまでに大汗をかいた(9:12)。小休止して尾根にかかる。急登だが山頂まで広葉樹林帯であること、人が少なく静かなこと、高度を稼げること等が利点で、その魅力に取りつかれ何度も訪れている小山さんを先頭に新会員の初貝さんの奥さんが続く。快調に歩を進め1155m地点で一本(10:10)。時折、木々の間を縫う風が心地よい。岩場に差し掛かる手前の1420m地点で水分を補給する(10:53)。

 

▲適度に平地があり登りやすい(1155m地点)       ▲ここから岩場の急登になる(1420m地点)

かつては滑落事故が起きたと聞く。昭文社の地図にも「岩場あり道不明瞭で危険」の記載があるこの尾根は、ここ数年のうちに赤ペンキで道を表示するなど整備されメジャーなコースになりつつある。本日も登りで3パティー、下りで1パティーに出会った。

 展望はなかったが気持ちのいい山頂

 

▲山頂は狭いので直下の三角点峰で休む          ▲ここで後を追ってきた深津さんと合流        

山頂着12:00。ここは狭いので、やや下った三角点峰で休んでいると、深津さんが姿を見せた。高尾で逆方向の電車に乗ってしまい、道証地蔵コースで追い掛けてきたとのこと。

小山さんのよく通る声が聞こえて(笑)、居場所がわかったそうだ。

 ▲冷たいソーメンは最高

桧平で一本入れ(12:45)、最初に沢を渡るところで全員に手伝ってもらってのソーメンタイム(13:40〜14:40)。冷たいソーメンを堪能。しかし、その後の1時間余りの歩きで再びノドが乾き、コンビニでビールを買い込んでの初狩駅着が15:34。古田氏邸へ向かう小山さんと別れ、15:41発の高尾行で帰途に着いた。来週の黒戸尾根に備えての参加であったが、雨の心配をせず広葉樹の変化に富む静かな尾根歩きが楽しめた。 (伝田 記)