No,4267                                                          山行レポート 

                

[期   日]2009.6月20(),21()               

[山域/山名]妙高山(2454m)

[主な状況]梅雨の晴れ間に登頂、12時間行動となったが残雪少なくて幸い。

[メンバー]L 伊藤、妹尾、加藤、長谷川、初貝

[行  程]

 前夜、川越を20時過ぎに伊藤車で。6/20朝、妙高高原・杉野沢スキー場のワインディングロードを駆け上り、笹ヶ峰P6:05着、駐車場はほぼ満杯。やや雲多いが晴れ模様。

 6:15出発、ブナの新緑の中を黒沢橋7:00、十二曲りの急登を終え富士見平分岐。樹林が切れると眼下に黒沢湿原が広がる。残雪を貼り付けた黒沢岳と三田原山に抱かれた別天地だ。白いミズバショウ、チングルマ、薄紫のキクザキイチゲを眺めながら木道を歩く。黒沢池ヒュッテには9:10。小屋はまだ閉鎖中。シラネアオイの群落を見ながら登りきると大倉乗越10:25だ。外輪山の縁から妙高本峰とご対面。心配していたより残雪少なそうと思いきや、200mほどの壁下りには、数カ所の残雪面があった。急傾斜のトラバースもあり途中よりアイゼン付ける。長助池分岐(山道から雪渓に降りる)より、雪渓を詰めて2150m付近より溝状の山道に入る。あとは岩稜を仰ぎつつ登れば妙高山頂(三角点2446m)に到着した。12:50,13:40(往復20分ほどの南峰2154mが最高峰)

往路を下山する。雪渓を滑り降り長助池分岐からは、再びアイゼン付けて外輪山を登り大倉乗越に16:25着。本峰の見納めだ。予定より遅くなったが、明日は夏至だし日は長い。黒沢湿原を楽しく歩き、薄暗くなり始めた樹林を抜け笹ヶ峰P には18:25に到着。行動時間12時間ということになる。それでも例年に比べ残雪少なく外輪山の壁の通過が楽だった。

 

キャンプ場の駐車場に移動、さっそく、クーラーボックスの冷えたビールで乾杯。あとはいつものパターンだ。キャンプ場も山開きまで閉鎖のようで駐車場にテント2張り、憧れのキャンプ場ライフはまた夢に。

翌朝は、早くから雨音で目が覚める。小降りになってから軒下に移動して朝食。妙高温泉で朝湯、地元山菜直売店に立ち寄り帰京。             by K