No.4250
前期集中 奥多摩湖 周辺の山
2009年 4月
11.12日
L澤田、吉田、妹尾
氷川屏風岩見学、雨降川遡行コース
4月 11日 吉田さんが奥多摩駅に来られる時間に集合。9時過ぎ、先ず氷川キャンプ場にチェックインして、テントを張り、屏風岩に向かう。駅の裏手の浄水場を右手に見て、沢らしき雰囲気の道を進んだが、途中より段々道が無くなり、岩の基部を目指して急な斜面を攀じ登った。岩場の案内図を見ながら進んでいくとかすかに岩屋さんの声がしたが直ぐ聞き取れなくなった。そのうちしっかりしたアルミのはしごがあり、確信をもって登っていったがどうも様子が違って岩場の雰囲気がない。ここで元に戻ると見落とした直ぐ横の岩場で2名が岩にへばりついていた。30分のはずが2時間もかかった。その少し横の一番易しそうな岩場で練習をすることにした。入会して1ヶ月の吉田さんがリードで上の木の基点まで登ってしまった。そこで数回ずつ遊ぶ。快晴、暖かい絶好の日より。先ほどの2人に聞くとみんなはじめての人は迷うとの事、帰りはこの2人の来た尾根筋を戻ったら直ぐに着いた。浄水場を外れて直ぐに左に分かれる山道がありそこに出た。今日はキャンプ場泊まりのため時間を気にせずいられる。5−6張りのテントがあり、なかなか楽しくやっていた。我々も、近くのもえぎの湯で汗を流し、桜ふぶきの中、快晴、風もなく、温度もちょうど、最高の条件で宴会、夕食となった。
4月 12日 遡行図の時間と、HPからの遡行記録の時間とが相当違っているので安全を見込んでタクシーで沢の入り口まで入った。1/25000の地図にもこの川の名前はない。遡行図とHPの写真をたよりに、最初は枯れ沢、そのうちに水が現れ、だんだん沢らしくなって、お助け紐も使いながら進んだ。奥多摩の名瀑の一つ30mの雨乞の滝まで来た。なかなか綺麗。天気もよく沢日和。奥多摩の印象は木に覆われ暗い。しかし、今日は新緑の前の木の芽が出たばかりで明るい。雨乞の滝の手前左岸を大きく高巻く。木の根っこをつかみながら乾燥した大地、直ぐ崩れる岩に気を取られながら30分以上登り、これくらいかと見当をつけ今度は沢に下りようとしたがなかなか足が滑って進まない。しょうがなく、懸垂下降で沢まで降りた。4−5ピッチでやっとの事で沢に着いた。降りた位置はgood。しかし疲れた。そこから綺麗な滝を通過、わさび田跡を進んだがどうしてこんな沢の中にしっかりしたわさび田跡があるのだろうか。だんだん傾斜がきつくなり、水も無くなり、乾燥した枯葉の中をほこりまみれになってラッセルのよう。足元も悪く気が抜けない。程よい所で右の榧ノ木尾根に向かって進むが、これも枯葉のラッセル、もろい岩、木の根っこと、40−50分でどうにか登山道にたどり着いた。水のない急な高巻きと、最後の急な登りがきつかった、やっと着いたという感じ。そこから榧ノ木尾根のしっかりした登山道を下った。途中倉戸山から、無事下山し奥多摩駅に向かう旨携帯で連絡し、熱海のバス停までどうにか到達した。吉田さんはもえぎの湯で汗を流すとの事、我々は奥多摩駅でみんなと合流し、立川での打ち上げに加わった。
4/11 奥多摩駅9:20発、11:30氷川屏風岩 岩トレ後、もえぎの湯経由キャンプ場
4/12 奥多摩駅からタクシーで雨降川出合7:35 8:15 2段16mの滝 9:50 雨乞の滝 12:00 沢にやっと戻る 14:00 沢伝いから離れ尾根に向かう 14:45 榧ノ木尾根に出る 16:30 熱海バス停 バスで奥多摩駅
氷川氷川屏風岩 氷川テント場 桜の花の下
遡行開始
高巻き後、沢に懸垂下降で戻る
雨乞の滝で記念写真 大きく高巻く、木の根っこ、直ぐ崩れ
る岩に気を取られながら
最後の詰め やっと登山道
熱海バス停