No4210

11月1〜3日 尾瀬沼・黒岩山・鬼怒沼

− テーマ : 晩秋から初冬へと季節が移ろう静かな稜線・湿原をゆっくり歩く。 −

メンバー  L:澤田、中川(み)

 

秋の木道 (尾瀬沼にて)

天気が回復。新雪の燧ケ岳とカラ松 (晩秋と初冬の競演)

葉が落ちて、残っているのはナナカマドの実

金色カラ松

小淵沢田代の朝 (シルエットの日光方面の山々)

誰かさんの足跡 (朝御飯はまだ?)

氷の張った池塘 (鬼怒沼にて)

 

    

最後は再びカラ松の道                   沼田駅で偶然出くわしたSL

 

1日】12時、大清水でバスを降りるころ雨はあがった。三平峠の手前から降ったばかりの新雪。滑りやすい木道をヨチヨチ進み尾瀬沼へ。15時に貸切りのキャンプ場にテント設営(無料)。すっかり天気も回復し青空・新雪の燧ケ岳・金色のカラ松と晩秋と初冬が競演。

 

新雪の三平峠                        尾瀬沼キャンプ場(受付閉鎖のため無料です)

2日】6時過ぎに撤収を終えて出発。小淵沢田代は雪の原。日光方面の山が朝の光の中シルエットを浮かべる。足元の雪の上には真新しい熊の足跡。その先は展望の無い樹林帯を進む。道ははっきりシテイタガ、所々雪や倒木で歩きにくい。黒岩山頂上手前は結構な藪。でも頂上の展望は良い。14時に小松湿原入口でテント設営。心配していたが水も取れた。今日も1日快晴で陽が蔭ると寒かった。

 

雪原と化した小淵沢田代                    黒岩山頂上での記念撮影

  

黒岩山頂上の展望                 2日目のお宿は小松湿原入口                

3日】日が昇ると薄曇。やはり6時過ぎに出発。鬼怒沼湿原は雪が無く秋色。でも地塘には氷が張っていた。遠くまで広がる湿原の上には新雪の日光白根山がぽっかりと顔を出す。物見山から急な下りには雪が無く助かった。最後の林道はカラ松の並ぶ金色の道。12時に大清水に下山。バスを途中下車し入浴、ビールで乾杯。(沼田駅でSLを見て得した気分。)

 

鬼怒沼山頂上                  鬼怒沼湿原 (奥にポッカリの日光白根山)

 

里に残る秋 (物見山からの下山途中)                D51のタフな足回り

 

カシミールによる黒岩山・鬼怒沼山付近の鳥瞰図 (初冬の雪景色にしてみました。赤い線はGPSのトレース)

(澤田記)