No.4204

南木曾岳・大平(おおたいら)宿

 

【期   日】2008102526

【山域/山名】南木曾岳

【メンバー】 L 妹尾 SL 大久保 加藤 筑田 三上

【行  程】

10/24 新宿駅19:00発、中央道飯田IC、道の駅 信濃路下條で仮眠

10/25 曇り 南木曾町蘭(あららぎ)南木曾岳登山口駐車場8:00  南木曾岳頂上10:3010:55

     登山口駐車場13:40  あららぎ温泉に入り、飯田に戻り、太平宿を守る会事務所で鍵とまきをもらい、食材を

     買い、大平宿に到着(17:10

10/26 雨の為、摺古木山登山は中止、馬籠宿、妻籠宿を観光して帰京

 

前日新宿に少し早く19時に集合し、中央道を飯田市まで走る。飯田の少し南の道の駅 信濃路下條には12時前に着いた。軽くビールを飲んでまじめに仮眠。

10/25 翌日、目的の南木曾岳登山口駐車場に駐車、登山道をゆっくり進む。雨が残るかと思ったが、曇りでまあまあの天気。紅葉真っ只中、広葉樹と、すばらしく太くてまっすぐの檜やさわらが多い。東京で杉檜林と言うと暗くて、陰気な林が想像されるがここは明るく広葉樹も十分に有り、それに天をつくような太い檜やさわらがあり、やはり木曾の中心に来たと思わせる。途中から階段、鎖場もありなかなかの急登が続く。時々林を抜け、見晴らしがよいところではやはり紅葉とそれに南アルプスがすばらしい。あまり登山客にも会わない。何度か、休憩を取って景色を堪能しながら進むと、林の中にある頂上に着いた。休憩の後、山を迂回するように進むと、一面の熊笹の中になかなか小綺麗な避難小屋があった。直ぐ先の展望台では御岳さん、北、中央アルプスの大パノラマが見られた。摩利支天(1675m)を経由して、急下降して紅葉の中を登山口駐車場に着いた。蘭(あららぎ)温泉で汗を流し(\550)、飯田市内で今夜の宿の大平宿の鍵とまきをもらい、食料の買い出し。やっとの事で暗くなる少し前に大平宿に着いた。今宵の我が家は八丁屋。囲炉裏に薪で火をおこし自在に大鍋を吊す。焼き網にあぶりモノを乗せ、宴会開始。L作成メニューだが、女性軍により内容は少し変わり、瞬く間に和洋風・野菜豚汁を完成。便所コオロギはね回り、破れ障子、外気を遮断するのはガラス戸だけなので、寒さ対策の為、奥の床の間に6人用テントを張り安眠体勢も確保。囲炉裏に薪をくべ飽きずに炎を楽しんだ。

10/26 金曜日の天気予報では、晴れのはずが本格的な雨。しっかり降っていてやみそうな気配も無いので、仕方なく今日の摺古木山登山は中止。それではと、馬籠宿、妻籠宿の観光に切り替える。馬籠ではごへー祭りが行われスゴイ車の数、見てみようかと行ってみたら御幣もちの屋台がイッパイで皆列を作って、空いている列、込んでいる列と色々種類とか好みがあるみたいで面白かった。そのあと妻籠宿に行くとスゴイ観光客、まあその中に混じってしっかり観光をした。ここから、飯田にとってかえし、太平宿を守る会事務所で鍵とまきを返して、高速で帰途に着いた。笹子トンネルでやはり渋滞に入ると予想したが、その通り、大月で事故大渋滞に巻き込まれ、どうにかこうにか東京まで戻った。

太平宿は江戸時代から飯田と木曾を結ぶ峠の宿場として発展してきましたが、トンネルができ国道が通らなくなり、そのために集団移転により廃村となりました。この宿場を一括して太平宿を守る会により保存活動が行われ宿泊、イベント等に使われています。

  

  南木曾岳登山口                                                                 すばらしい紅葉

   

紅葉の中の急登                                                               頂上で記念撮影

  

  笹原の中に立つ避難小屋                                                元気にご帰還

  

こんな雰囲気                                                                   さあ、宴会開始、食事も

   

記念撮影                                                                          八丁屋

 

  リヤカーで駐車場までご帰還

   

 
妻籠観光