No.4199 山行レポート
空木岳/池山尾根から檜尾下山
【期 日】平成20年9月22(月),23日(火) 一泊二日
【山域/山】中央アルプス/空木岳(2884m)
【メンバー】L加藤弘 伊藤由美子 大久保和夫
【行 程】
9/21 新宿西口21:00集合、加藤車にて中央道、駒ヶ根IC、駒ヶ根高原・菅ノ台BS前P0:前頃着。
雷雨を伴う激しい雨につき車中泊。
9/22 曇り5:起き。6:00 TAXIで池山林道終点の登山口へ。
7:30出発曇り。池山避難小屋の水場8:45小雨、大小地獄2200m付近は梯子、桟道で通過、駒石分岐を左へ、空木避難小屋着12:15,13:35小屋キレイ、空木平は紅葉が始まっていた。雲切れ始め、沢沿いに急登を詰める。駒峰ヒュッテ着14:30、ガス(雲)の中で視界無し。小屋内は清潔でキレイ、宿泊のみで\3000。ここのテラスが良い、谷底が見下ろせ端に寄るのが怖い。16:30頃には雲海を残して晴れ上がる。宝剣、駒、三ノ沢が見えてきて雲の子達が散っていくのが丸見え。生ビールが出て来たら最高なんだが。背負い上げた酒肴で我慢。(水も空木平より担ぎ上げ)
9/23 4:起き。5:30出発。風強くピーカンである。空木岳山頂5:45。向かいの南ア・仙丈岳にご来光。隣の南駒が大きく険しく、西は乗鞍岳、御嶽山、恵那山、東は浅間山から八ヶ岳、奥秩父、鋸から甲斐駒、北、間の、農鳥と塩見の左には富士の頭が見え、荒川、赤石、聖と当然のように山並みが連なっている。いつまでも眺めたい気持ちを振り切って出発6:00。
花崗岩の積み重なった岩尾根に巧みに付けられたルートを両手、両足を駆使して慎重に降りて 木曽殿越6:50。熊沢岳(2778m)8:50,しだいに檜尾岳が、宝剣が近づき振り返れば空木岳の険しい背骨が見えてくる。檜尾岳(2727m)10:35に到着。大久保会長は快調だし、伊藤女史もあの通りだし、お天気もよい、予定通り檜尾道にて下山することに。避難小屋10:55で息を整え、シャクナゲの頭(2350m付近、12:05)、赤沢の頭(1991m)。道、標識、赤ビニル、トラロープ、アルミ梯子もあり何ら迷うことも無く、中アの深山の趣を味わえる素敵な下山路だった。1700m付近からジグザグの長さにややウンザリしたころ中御所谷の道路着14:40。檜尾橋BS 14:56バス乗車して菅ノ台BS下車し愛車に乗り込み、アルプス公園のこぶしの湯\500(シルバー)で汗を流す。街で、かのソースカツドンを試食(名物に美味いもの無し)、あとは3人交替で一路帰京した。
空木平 紅葉
こーんなところに テラスが
隅には 行きたくないですね
雲が退散 宝剣がはるか 左は三の沢岳
空木岳より 北岳・仙丈からご来光
空木岳からヒュッテと空木平
ホールドアップ:万歳会長と覆面姐さん
木曽殿越へ下降
会長は絶快調で 東川岳着
岩山を回り込んで 赤ザック
赤ザックが行く
大滝山で会長、檜尾は射程距離ですね
檜尾岳から 空木岳を振り返り
檜尾尾根道に入る
深山幽谷 向かいは池山尾根