No.4178                                      山行レポート   

川内山塊/木六山から五剣谷岳   

【期  日】平成2067,8    一泊二日           

【山域/山】川内山塊/悪場峠から木六山、銀次郎、銀太郎、五剣谷岳

【メンバー】L山野 SL相原 伝田 加藤

【結  果】五剣谷は遠かった、銀太郎まで

往年の強力コンビ(山野、相原)の復活山行とのこと。陰のリーダーの相原さんは、気合いが入っていた。

関越から磐越道に入り新潟平野をぐるりと周り安田ICからカーナビを頼りに村松町を左折して早出川ダムの手前で狭い簡易舗装の林道に入る。悪馬峠付近に到着(0:40)。セレモニーもせずにシュラフに潜り込む。

6/7 悪馬峠にはGPSにより100mほど戻り、草むらに踏み跡を発見。曇り空の元、藪と虫と蛭対策をして出発5:50。相原氏を先頭に泥道を急登し、生い茂った濡れ草を分け、水無平着(ヒルは留守?)。意外に踏まれている。焼峰の神様(641m)から木六山分岐までは、泥付きの嫌らしいトラバース道。枝葉が被ってるので高度感はないが、足元には深そうな谷、たった1000m未満の山の連なりなのに緊張しまくり。木六山は帰りにして先を急ぐ。樹林の狭い尾根や巻き道を辿り、濡れた足元と薄暗い急登を登り切ると七郎平山テンバ(906m)に飛び出る9:15,45テントを張る。水場はすぐ脇に。そのあとも左側は豪雪でそぎ落とした険しいV字谷を見下ろしながら気を抜けない道が続く、でも日当たりの尾根上では可憐なヒメサユリに和ませられたり、広い尾根には豊かな山毛欅林だ。銀次郎(1052m)10:30,今にも降りだしそうな曇天の銀太郎(1112m)11:25,目前にやっと五剣谷岳が。雪田の残りがちらほら。ここまでで刈り払い道は完全に終了。さっそく元気な灌木の枝藪に阻まれる。ここまで往復3時間で戻れるかどうか、メンバーから泣きが入ったこともあり、LとSL協議の結果戻ることに。やはり、登山適期は残雪期か。七郎平山テンバに14:前に着。伝田さんが水場にデポしていたビール持ってきて宴会始まる。夜半、激しく降雨。

6/8  昨日より晴天。足元の乾きを期待。出発5:50。木六分岐に荷物デポして山頂へ7:15相原さんデコポンを取り出す。焼峰の神様、アレ?の神さま、仏峠に山行無事のお礼を。悪場峠9:10に下山した。新潟に詳しい相原さんの運転で新潟平野を横切り、温泉と美味しいヘギソバと旬の山菜てんぷらをいただき帰京した。(加藤)