No.4173                                   山行レポート

雪の立山・雷鳥平定着   

【期  日】平成2052,3,4,5     先発5/2、後発5/3入山           

【山域/山】北アルプス/立山室堂平 (雷鳥平に定着してスキー、雪山、温泉を楽しむ)    

【メンバー】L:服部 石井 加藤 三上 服部夫人 5

【行    程】

先発(石井、加藤)5/1前夜新宿20:00発、長野道豊科ICより扇沢駐車場0時頃到着。車中泊し翌朝、5/2 高曇り。アルペンルートで室堂に向かう。ドタキャンで1名減りテント、食料を2人で担ぎバス、ケーブル、ロープゥェイと階段・行列と乗り継ぎで難行苦行の末、室堂に辿り着いた。10:55白い雪原に降り立ち、1時間ほどで雷鳥荘裏手のテント場に到着し5人用テント設営。トイレ・水場に近く、雪遊びに飽きれば温泉巡りもよし、お茶かお酒を供に日長、立山連山を眺める極楽生活が始まる。

5/3 快晴。正面の剣御前・別山乗越に登る。シールがよく効き夏道と変わらず1h45で剣御前小屋に到着した。奥大日や遙かに白山が眺められ、室堂平を見下ろしてから向こう側の剣沢小屋に滑りこむ。登り返しが大変なのでここまで降りてくる客人は少ない。石井さんからビールをゴチになり剣岳を思う存分眺める。登り返しは1時間弱、いよいよ雷鳥沢滑降だ。石井さんは左手の尾根をコース取りし滑り出す、こちらは付いていくしかない。上部は雪質良かったが下部はグズグズで降りるのに精一杯。標高差500mのダウンヒルはあっけなく20分で称名谷の河床に滑り降りた(落ちた)。昼頃、後発服部パーティも到着した。3人用テントを増設して温泉、服部さん製作の雪テーブルで宴会が始まった。

5/4 快晴。みんなで一の越に出かける。緩い沢通しの登りに男はスキー、女性はツボ足で1h40、ライチョウの遊ぶ一の越に到着。雄山に向かう登山客とで山荘前は大盛況。槍穂を遠望し、雄山に向かう服部夫妻、三上さんと別れスキーで20分ほどでテント場に到着。午後は昼寝をきめこみ、戻った皆と温泉、宴会のパターン。Lは靴が不調で雄山に到達したのは女性軍だけだったとか。

5/5 予報通り朝から雲がたれ込み、荒天は時間の問題。結局全員で下山することに。テント撤収して居心地の良かったテント場を後にした。再び大荷物のスキーで室堂ターミナルに戻る。扇沢に降りると雨が激しく降っていた。大町温泉薬師の湯に立ち寄り解散となった。

満足のGWの立山室堂定着が終わった。参加者少なかったのは、往復入山料の高いことに加えて、東北と違って、場所柄途中からの出入りが難しいからかも。

   

テント場に到着                 テント場から雷鳥沢・剣御前

   

雷鳥沢上部のトラバースを抜けると剣御前小屋    雷鳥平を振り返り

   

剣沢小屋より剣岳を               飲み屋のカウンターみたい

 

   

一の越で  遠くに槍ヶ岳            これで全員