No.4167                                   山行レポート

山スキー・三岩岳〜大戸沢岳   

【期  日】平成20412,13     前夜発一泊二日・テント泊           

【山域/山】南会津/三岩岳から大戸沢岳    

【メンバー】L:斉藤 SL妹尾 石井 深津 長谷川 加藤 6人(現地で大山夫妻と遭遇) 

【結  果】三岩岳稜線(1800m)に達せず1430mに幕営し、翌朝、1710mを往復して下山。

【行    程】前夜、南会津に入り、4/12()南会津・三岩口のスノーシェッド手前着9:25。曇りだが晴れてきそう。スキーを履いて10:00出発。

 

冬尾根の右手の沢沿いにトレースが付いている。深津さんが軽快にトップに立ちルート偵察とビデオ撮影、すぐに石井さんの年季明けのシール剥がれるが、ただちにLSLが板を背負う。まもなく左手のルンゼを急登し狭い冬尾根に立つ、10:25。ここから急登に息を切らす。1250m頃より広くて見通しの効くブナ尾根に変わる。この頃には陽は照るが、稜線上部の雲はとれない。息の上がったメタボLは軽量化の為、500mlの貴重なダイエットビールを取り出し、代償に深津さんがLの板を背負った。風がでてきた、どうやら上部(1800m付近)は雲のなか悪天の模様。

 

13:30幕営地点(1430m)を決めた。ロクな道具もないテント場建設部隊だが風上にブロックを積み上げ、ほぼ水平の基礎工事を進め上棟作業の半ばに掛かった頃、大山ご夫妻が上がってきた。15:近くなると曇り、さらに風も強くなってきた。時間もお酒も仲間もたっぷり、石井さんのキムチ鍋、フルートおじさんもいるし、19:頃にはご就寝。

 

4/14()起床、夜間はあまり冷え込まなかったが、南西方向に雲海、上空は高曇りといったところ。陽は上がったがまだ弱い、雪面がゆるむまで待って、行動することになった。

 

朝食後、8:00出発、空身で上がってみることに。石井さんはまだお休み。8:45標高1710m付近の窓明山を見渡せる台地を最高到達点として400mのダウンヒルを楽しむ、雪面も適度に冷えており、よいコンディションだった。思い思いにシュプールを刻み9:頃にテント場に到着。

 

石井さんを起こしテント撤収し、9:30下山だ。ザックを背負ってるのに皆さんの、お上手なこと。私は終始ボーゲンと横滑りとキックターンだった。それとシリセード。が、下りは早い、往路を滑り落ち、道路着10:3010:50かな。汚れ物を積み込んで解散し温泉だ。あちこちまわり、とうとう塩原温泉河原の露天風呂へ。

 

また、楽しい山スキーを企画してください。それと道具にもお金をかけましょう。by  k