No4148                八ガ岳 赤岳・硫黄岳     291011日 参加者:L澤田、妹尾()

 

(9) 天気を気にしながら美濃戸口到着。雪は時々パラツクが身支度を整え出発。美濃戸山荘で恒例のお茶と野沢菜漬をいただく。このサービスは四半世紀以上続いている感じ。山荘発後、雪が本格的に降り始めるが、赤岳鉱泉までの道は歩きやすい。途中でカモシカの親子に会ったりしながら鉱泉到着。今晩通過する低気圧に備え、樹林の中にテントを設営し、いつものキムチ鍋に突入。夜間、雪は降ったが風は無かった

 

美濃戸山荘のお茶と野沢菜                            カモシカの親子

 

カモシカと一緒に                                10日の朝、赤岳鉱泉のテンバにて

 

10日、地蔵尾根の樹林帯を抜ける                        10日、地蔵尾根上部の雪の稜線を登る

(10) 朝起きると天気は良いみたい。人のトレースを期待し8時過ぎに赤岳目指して出発。行者小屋もテントが一杯。地蔵尾根下部の樹林帯を抜け、いよいよ急な雪面を登る。尾根上部は高度感があるが鎖は出てた。10時半過ぎに稜線に出てお地蔵さんに挨拶。絶好の天気で横岳、赤岳が良く見える。休憩後赤岳頂上を目指し、12時に頂上到着。ピッケルに山雀の旗を結びつけ記念撮影。下りは文三郎尾根。地蔵尾根より高度感は無いため気持ちは楽。階段部分は雪に埋まっていた。14時過ぎに鉱泉到着。天気はますます良くなり、黒いくらいの青空の中に今日歩いた稜線が眩しい。山を見ながらビールで乾杯。夜は下弦の月と満天の星空。

 

 

 

赤岳                                      阿弥陀岳

 

地蔵の分岐にて、バックは横岳                          同左、バックは赤岳

 

赤岳赤岳頂上                                              赤岳鉱泉に下山後、今日歩いた稜線を見上げる 

(11) 昨日の満足感で今日はさっさと下山と思ったが、起きてみると今日も天気が良いため、硫黄岳を往復。7時過ぎの鉱泉発。9時半ころ頂上着。北アルプスまで見える快晴。更に足を伸ばし三角点へ。奇跡的に風が無い硫黄の広い雪原で景色を楽しむ。12時半前に鉱泉に戻り撤収作業。すっかりノンビリペースになりテントを干したりしていたら、ふと気が付くと最終バスまで2時間半。あわてて美濃戸口へ下る。(下山後、ガス中毒騒動に驚く。)無事、バスに間に合い、茅野では臨時特急にぴったり接続。乗車前に缶ビールを買い損ない、列車車内のワゴン販売が来るまで乾杯はお預け。

 

 

 

赤岩の頭付近にて。天狗・蓼科から、更に北アルプスまで良く見える。                   硫黄岳頂上(ロボット雨量計付近)

  

硫黄岳のだれもいない三角点、後に黒く硫黄岳の断崖の淵が見える                            同左、バックは天狗・蓼科と北アルプス

  

午後の光に輝く横岳と赤岳                                       硫黄岳を下る