No.4126           谷川岳(土合〜土樽)

日時:07113                参加:服部(L)、山本

土合駅640⇒マチガ沢出合735⇒西黒尾根合流910⇒トマノ耳1040⇒一ノ倉岳⇒茂倉岳1300⇒矢場の頭1400⇒土樽駐車場1520⇒土樽駅1550

湯沢のマンションから車で土樽駅に行き、電車に乗る。こうすると、縦走後土樽に下りてくると車が利用できて便利である。山本さんのアイデアである。山本さんは月2回ペースで山に行っている。ペースは淡々として、バテルことがない。置いていかれるのではないかという不安が頭をよぎる。

マチガ沢の出合いに着くと展望が良く、白毛門や笠ケ岳が見える。巌剛新道をルートにとる。登山道は石の堆積した道で延々石の上を歩く。急坂を忍の一字でひたすら登る。しばらく頑張ると、マチガ沢の展望がきくようになり、やがて大滝を望む第一見晴に着く。マチガ沢の全体がよく分かる。さらに急登が続き、所々岩場も越えて高度を稼ぐと、空の広がりが大きくなって、西黒尾根に合流する。上州側の風景が一望できる。眼下にロープウェイの山上駅が見え、天神尾根の岩場には登山者の姿が見える。遠く燧ケ岳も望める。  

合流点から上部の西黒尾根は急登で岩場も多い、時々四つんばいになりながら、ここを下りのルートにしなくて良かったとしみじみ思ってしまった。マチガ沢出合から3時間でトマノ耳に到着。

山頂はさすがに人が溢れている。北側の斜面の潅木には霧氷が張り付き、太陽光を反射してキラキラ光っている。山本さんは、さかんに写真を撮っている。一休みの後、オキノ耳へ行き、次いで一ノ倉岳に向かう。一ノ倉の岩壁には、12人のパーティがクライミングをしているのが見える。登山道から一ノ倉沢をのぞくと足がすくんでしまう。『ノゾキ』の看板のある場所は、怖いのでのぞかずに通過、汗をかきかき一ノ倉岳の山頂に到着。さらにわずかのアルバイトで茂倉岳に到着。今日の登りはこれで終わりなのでビールを飲む。茂倉新道は大木の根っこが登山道をふさいでいたりで、非常に歩きにくい。登りも下りも楽させてもらえない山だなというのが、2人の感想です。          (山の音より)

 

 西黒尾根上部の岩稜と耳二つ         懺悔岩付近

 

 俎ー(まないたぐら)                       霧氷(正面オキノ耳、左一の倉岳)

 

 オキノ耳から見たトマノ耳            オキノ耳山頂にて