No.4119                     白毛門から大源太

日時:92930

参加:斎藤(L)、服部、滝沢、山本

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湯沢のマンションから朝一番の鈍行で土合へ。時々薄日のさすまずまずの天気。7時に登山開始。関東で名うての急坂で、ここでは服部先生の駄洒落も出なかった。ここをクリアすればあとは明日の大源太まで急登は無い(はず)。しかし笠ケ岳、朝日岳、ジャンクションピークを越えて清水の避難小屋までまだ先は長い。朝日岳の水場で自炊と明日の行動用の水を確保。笠の避難小屋に泊るという78人のパーティとすれ違う。このパーティは清水峠で水を確保したらしい。清水峠の避難小屋着は3時半。10人以上泊れる小屋に先客二人と我々4名で楽勝。5時夕食、先客二人に合わせ7時就寝。

 

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7時前に出発。風は南よりに変わっており一面の霧で視界はよくない。出だしはやや寒かったが朝一番の急登で汗をかかされた。蓬峠からの10名ほどの逆「馬蹄形」のパーティとすれ違う。我々以上の高齢パーティであるが、蓬ヒュッテでの食事付き宿泊で、荷物は我々の半分程度。

七ッ小屋山への分岐で北へ向きを変え大源太へ向かう。こちらから見る大源太はどこにルートがあるのかと思うほど急峻である。滑りやすいズリズリ斜面を鞍部まで下降し今回最後のそして最大傾斜の登りにかかる。固定ザイル1ケ所、クサリ場2ケ所クリアすれば上越のマッターホルン、大源太山の山頂。小さいながら独立峰で見晴らしはいい。

岩場で始まる下りを慎重に下降。途中から雨になり、滑りやすい斜面がさらに滑りやすくなった。駐車場着は11時。こうして群馬県の土合から新潟県の湯沢町旭原への、南北の縦走が終わった。

(山本 記)

厳しい白毛門の登り               笠ケ岳から見た朝日岳

 

柄沢山                   大源太山

<中高年 男四人の 大源太>