No4099

大深沢

6月28日―7月1日

L石井、深津、妹尾、吉浜

水曜、夜行バス楽ちん号?で盛岡へ。3列シートで快適、7000円弱で朝6時に到着。4人なのでタクシーで八幡平樹海ラインの大ノ助沢出合へ。約1万5千円。
 遡行開始。最初の2又を左に行ったが間違い。最後のヤブこぎ30分はしんどかった。左の低いところにいった深津さんが正解だった。最低鞍部から仮戸沢へ向けてヤブこぎ開始。昨年はこの時点で太陽が向かいにあったそうだ(午後4時すぎ)源頭部から開けてきたところでウド発見。まもなく東沢北沢仮戸沢の3股に到着。時間が早かったので関東沢へ行くことに。
 ショートカットルート、良い湿原を通るというので、1150mくらいから右のヤブへ。ヤブこぎばっかり。南西へ、太陽の方、少し右などと後ろから指示を受けながらヤブをこぐこと30分で突然目の前が開けた。湿原だー!やぶやぶから素敵な湿原へ。うれしさひとしお。足下にはうるい畑。日光キスゲはもう少しだが、ワタスゲやツツジ?がきれい。神の田、もうせんゴケ、すばらしい。
 帰りに又通るので適当に楽しんで下降開始。すぐに小さな流れになり関東沢のF1?下にでる。石井さん達は釣り堀と呼んでいた。確かにサカナが泳いでいるのが見える。川沿いの平地(標高10cm)にシートを張り焚き火開始。釣りにもでかける。初めての源流ルアー釣り。どきどきしながらスプーンを投げる。手元まで巻いてくると何匹もの岩魚が追いかけてくる。楽しい!2投目はアクションをつけながらゆっくりひいてくるとガクッとあたりがきた。20cmくらい。リリース。その後も何度も同サイズが続く。スピナーやワーム、ペンシル、ポッパーなど試す。ワームペンシルスプーンが良いようだった。おかず少々キープ。
 翌日は雨。かまわず上流探検釣りへ。F1は左岸を巻き。上流は平らな川底だ。てんからを振るも雨が強く反応は悪い。餌の石井さんはぽこぽこつり上げるも7寸クラスのためリリース。妹尾さんはライン操作に手間取っている。深津さんは目の前の釜でどぼん。めずらしい。寒くなって先に戻った。後にこのお陰でビールの命を救うとは。F2、10m滝壺、石井さんが手招きして読んでくれた。その前でたくさん泳いでいる。充分楽しんで下降。テンバは水浸し。幸い深津さんが先に帰っていたのでビールやコッフェル、コンロなどを救出、水流脇で寝ていた。ヒマなので堰堤作り。焚き火をどうするかで、流れの中に大きな石をおき、その上に昨日の燃え残り、両脇に大木を配置、小枝、着火剤、等を置き、上に蓮の葉っぱをかぶせる。最初はうちわであおがない。ばちばちしてきたら追加を入れてあおぐ。水上焚き火の完成。結局翌日まで燃えていた。イワナの塩焼き、ユッケ、マリネ、唐揚げ、ウドの酢みそ、唐揚げ、ウルイのみそ汁、骨酒など。
 テンバの前で何回イワナが出た(釣れた)だろう。フライやテンカラ、楽しい。翌日は曇り。東沢を遡行、ひたすら歩く。東の沢最後のツメでの湿原を期待したのだが、水線通しでは左にずれていった。適当なところで後ろから方角を指示してもらい、右に出ると登山道だった。最後のヤブは覆い被さるようでつらかった。八幡平からの下りの湿原も綺麗で良かった。だだし登山道はぐちゃぐちゃでした。松川温泉松風荘は気持ちよく迎えてくれました。水道屋ホースを使わせてくれて、濡れ物を乾かすところも提供して頂きました。          吉浜 記

8:50大ノ助沢スタート。11時稜線。仮戸沢へ向けて下降開始。13時ウド畑。13:25三つ又到着。14時東沢遡行、1100m付近より右手へ。14:30湿原。14:50下降、15時過ぎテン場。
 帰り。7:26スタート。7:39湿原。8:00東沢本流。11:26稜線縦走路。12:45大深山荘。15時過ぎ松川温泉

大ノ助沢とりつき ウド発見!
東の沢 湿原と神の田
テンバの横で 初日のメニュー
水上焚き火はじめ ペンシルミノー

水浸しのテンバ(右端寝床) 松川温泉



ライン