No4083

外秩父七峰縦走ハイキング            

                              4月22日(日) 

L.伊藤、石井、山野、村松、宮下

お天気は前日までは雨の予報でしたが、当日は晴れ間ものぞく良いお天気に恵まれました。

 朝6時に小川町駅に降りると、すでに50メートル以上の人の列が並んでいる。毎年8000人くらいのエントリーがあるそうだ。早朝なのにものすごい人だ。

 6時から朝食を食べながら待つ。受付が6時40分。タオルとスタンプカード、記念品の袋を受け取り歩き出す。市街地を抜けて、田畑の中を進みすぐに渋滞の始まり。ぴたりと列が動かなくなる。その先が急なクサリの斜面なので渋滞がおきるそうだ。みなおとなしく待っている。

 
少しすると整然と一列にあるきだすが東武竹沢方面からの合流地点でまた渋滞。官ノ倉山のCP(チェックポイント)でまた渋滞。その先下山路でぴたりと流れが止まる。まったく動かなくなったので本を読んで待つ。この下りはすごく滑りやすいので渋滞がおきてしまうらしい。渋滞のおかげで1時間くらいのロスタイムとなる。

官ノ倉山の渋滞

 町に出るとアスファルトの道を和紙センターへと向かう。

 和紙センターでトイレを使用。男性用トイレのほうが人がたくさん並んでいる。やはり圧倒的に男性の参加者の方が多い為でしょう。冷たい水を補給してすぐ出発。

 ここからの舗装路の上り坂がながい。結構な勾配である。途中山道と舗装路に別れるが山道の方が早かった。

萩平 萩平

 萩平の桃が美しい。のどかな里の景色に皆さんも思わずカメラを出したりしている。その先から山道に。急ぎの方は舗装路からどうぞとスタッフの案内。アスファルト道のほうが疲れる。

 みな一列になって黙々と登る。どこかの団体登山みたいだ。笠山の登りは結構急なのでひとり、またひとりと列から抜けて行く。笠山のCP到着。11時28分。渋滞による1時間40分のロスタイムで大分時間が遅くなってしまった。

走るようにくだり、堂平山の登りが結構しんどい。堂平山頂CP到着12時。お昼を立ったまま食べる。20分の休憩を取る。本日の行程のなかで取った休憩はこの堂平の昼食のみでした。

剣ヶ峰まではしんどい階段の登りもありきつい。

定峰峠でポカリを購入。暑いのでスポーツドリンクがどんどんなくなる。

下見の時は思わなかったが、旧定峰峠から大霧山までがとても遠く感じる。

大霧山CP14時23分到着。けが人がでたのでヘリが来るという。すぐに下り始める。ちょっと下ると女性がしゃがみこんで足にタオルをかけていた。骨折でもしたのだろうか。その横を通るひとはみなツルリとすべっていた。この山域はどこもとてもすべりやすく、雨がふっていたら大変だろう。

秩父高原牧場でトイレを使用。だれも並んでいない。このあたりに来ると女性はほんとに少なくなってきた。

休まずすすむ。あと残すは二つのピークのみ。しかしここからゆるい登りのアスファルト道路がつかれること・・・

皇鈴山の登りに入ったところで、石井さんから電話をもらう。やはり官ノ倉の渋滞がひどくて時間がなくなったので下山したとのこと。以前石井さんは七峰を完歩しているのだ!私は牧場でタイムを確認し6時半に間に合うとみたので迷わず完歩を目指す。

皇鈴山15時49分到着。少し下りすぐに登谷山16時6分。広い頂上では腰を下ろして休む人が大勢いる。が、休まず下山。下の牧場入り口でソフトクリームを買っている人が多かったが、食べる気分ではなかった。

牧場

このへんにくるとみなさん足の速い人ばかり。だらだらの下りに我慢できず、走りだして緑地公園まで一気に下る。町にはいり八高線の線路を越えるともうわずか。

幸い足に豆も出来ず完歩できたことに感謝!

山野さんがすぐあとにゴールするのを知ったのは家に帰ってからでした。

皆さんと食べよう思って持っていったおいなりさんとオレンジを背負って帰ってきました。

ゴール 完歩の帽子

<帰ってから皆さんに電話で結果を確認。>

山野さんは足の調子が悪くて、完歩はむずかしいとおっしゃってたにもかかわらず、遅いスタートでもすごい追い上げで6時前にゴールなさったとか。

村松さんと石井さんは途中で出会い、村松さんだけ粥新田峠まで頑張られたそうです。お二人は帰りにいっぱい寄って帰られたそうです。

宮下さんはご主人と7時30分にスタートされて、途中で下山したけれど楽しかったとおっしゃってました。

澤田さんは参加の予定でしたが、古傷の腰痛がひどくなり残念ながら参加を断念されました。次回はぜひご参加下さい!

くせになりそうな大会でした。

伊藤 由美子記