NO.4037  大深沢    迷コンビの巻           
  
L.
石井 SL深津(み)

 な!なんと初日の入渓すべき沢を大チョンボ、そのせいで根曲がり竹の藪漕ぎですっかり体力を使い果たした我々。ヤッパリ縦走路を選択すれば…イカッタ!それでも何とか仮戸沢の上部、快適な天場で一夜を過ごせた。

 2日目 目覚めはスッキリ、あっという間に三又に到着すればそこには先客が…

善いのよ、許す!我々は寛大な中年男子。とりあえず東ノ又沢沿いにタ−プを張って、いざ出陣。目的はアレ。目指すは関東沢F1の滝、当初から考えていたエスケープルートを行くことにした。此れが大当たり!天狗湿原を横断するルートですが、草紅葉あり、リンドウが咲き、ナナカマドもおサルのケツです。此処に10月初めに来たならば、どんなオナゴでもイッパツで打ち解けあい、お互いの人格を信じあえるものと確信します。それが下界に下りたとたんパーになってもいいじゃあーりませんか!夜、酒と岩魚(爆釣)と焚き火、何を語ったかは記憶に無い!

 3日目 目覚めはスッキリ、二日酔いしないのがルール。大深山荘まで愉しい沢歩き。

心も味覚も満たされ、のどかな八幡平のど真ん中にいる充足感で「アータシ、シンデモイイワ」っと石井さんの背中が語っていました。

 4日目 快適な大深山荘をノンビリ出発、小雨降る中、途中で石井さんがブナハリをみっけ、そして松川温泉で入浴。バスで盛岡へ、夜行バスで愉しい大変に疲れた山行が終わりました。               記 深津

 ps 私がお誘いした貴方と貴女、参加されなくてイカッタヨー