山行レポート   10月15日(土) 日帰りハイキング
 No.3953 都内名園めぐり  殿が谷戸庭園・お鷹の道
        参加者 7名  丹羽、市川、南部、筑田、宮腰、大久保夫妻
 JR国分寺駅を10時に出発、すぐ駅前の殿が谷戸庭園は、名水百選に数えられた湧水池のある、武蔵野崖地を利用して作られた緑の美しい庭園だ。11月半ばの紅葉の時期はもっと見事だろう。1時間ほど散策を楽しみ、庭園を出てお鷹の道へ向かう
 お鷹の道とは江戸時代の将軍徳川家が鷹狩りに使った道との事で、ホタルの棲む清流に沿った小道になっていた。少し汗ばんだ頃、これも名水百選の一つ「真姿の池湧水地」に着いた。ペット壜に水を満たしている人たちがいたので早速大久保さんも水を汲んだ。隣で新鮮な野菜を売っていた。間もなく終点の国分寺に着いた。
 境内の文化財資料館を見学、万葉植物園を一巡、隣接の薬師堂に登って700年前の歴史を偲んだ。だが直ぐ前に広がる広大な広場は、1200年前の歴史の遺跡だ。此処に天平時代の武蔵国分寺が建っていた。金堂の礎石の脇にシートを広げて恒例の豪華なランチタイム。吹く風にも悠久の歴史を感じる素晴らしい場所だった。

 少し離れた所に七重の塔の礎石が残っていた。西に向かって武蔵野線のガードを潜った所に、平成15年に発掘整理された国分尼寺公園があった。隣接する昔の鎌倉街道を進み、住宅地を抜けると、間もなく西国分寺駅に到着した。幸い心配した雨にも悩まされず、武蔵野の風物詩の一部を垣間見る事が出来た一日だった。

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